幸せになりましょう〜清少納言も知ってた幸せ論〜
光る君へにハマってから、紫式部やその周りの人々を調べていくうちに、
清少納言が枕草子にて「極楽とは遠くて近いもの」と書き記していることを知った。
これは常に不幸せだと思ってしまいがちな私にとっては、すごく心に刺さるものがあって、
「極楽(=幸せ)は、結局は自分の心持ち一つであって、自分の考え方を変えるだけで、今時分が置かれている現状は極楽にも地獄にも変わる」という、希望に満ちたありがたーいお話なのである。
そうこうしているうちに、幸せについて色々と考え始め、一つの書物に行き着いた。
アメリカの心理学者が書いた、幸せがずっと続く12の行動習慣という、宗教ではない、科学的に幸せになるチップスを説いた書物である。
そこでは、幸せになるには、自分の心持ちが4割、周囲の環境要因1割、もともとその人も持って生まれた個性が5割だと言っていた。
これには目から鱗である。
つまり、人間は私の想像以上に、環境要因はあまり関係なく(たったの一割!)、4割をも占める自分の心持ちが非常に重要になってくるのである。(清少納言もそのことに気づいていたのね)
ちなみに参考までに、幸せになるチップス集はこちら。(いくつかは忘れてしまったので、覚えている範囲で)
感謝をする(感謝日記をつけるのもおすすめ。人間はプレゼントとか貰っても持っているものに慣れちゃうから、そうならないように改めて感謝しなおしたりするとよい)
楽観的になる(嫌なことがあっても大目に見る)
考えすぎない(考えすぎるとどんどん悪い方向に考えてしまう)
良好人間関係を築く
熱中できるものを作る
人を許す
楽しかった頃を思い出す
私の好きな藤井風の歌詞にも「足りない、足りないと言うけれど、すべてあなたは持っているよ」という歌詞がある(若干歌詞は違うかもしれないが悪しからず)
また、青い鳥でも、幸せの青い鳥は結局自分の飼っていた小鳥だった(幸せはすぐ目の前だった)という内容である
結局、人間はあれもこれも無いと思ったら幸せではなくなるけど、今持っているものに感謝をして、日々楽しいなと思う、心持ち一つで、極楽にいける生物なのだろう。
実際、いま紛争中の地域に行ったら、美味しいものが食べれて、安心して怯えずに夜が眠れる、というだけで、どれだけ幸せかと思うだろう。
ここで、自分の持っているものへの感謝を書き出してみた。自慢みたいに聞こえて、嫌な気持ちになる場合は、読み飛ばしてくれ。ここは、自分のために書いてる。
・夫がめちゃくちゃ優しいし、かっこいい。所謂昔で言うところの高収入、高学歴、高身長を地で行ってる(実家運がないとぎゃーぎゃーマイナスばかり文句を私は言っているが、夫運はすごくよいのだ)
・可愛くて大事な子供がいる(本当に健康に生まれてきてくれて、自分のもとにきてくれて感謝である)
・可愛いペットがいる
・私も一般的には高収入な仕事についている(ここは親に感謝。私みたいなADHDでHSPな人間が、つけるような職種ではない仕事につけてるのは親が教育ママだったおかげ。良い学歴は生きやすくはなる)
・仕事がほぼテレワークなので、私の苦手な、人と関わるのが最低限で良い
・職場もほぼ理系男性が多いので、私の苦手なイジメとか陰口が他の仕事と比べたら少なくて済んでる(私は今まで部署移動とか転職とかで職は点々としてきたが、HSPにフル出勤、文系のウェイ系だらけの職場は無理ゲーである。精神を病んで休職したりも経験してるので、今の職場は本当にありがたい)
・美的センスがよいので、おしゃれなお家に住めているし、洋服やメイクもいつも楽しむことができる(本当にファッションが大好きなので、それが楽しめるのは幸せなことと思う)
・昔北欧に住んでいたことがあるので、ヨーロッパのほとんどを旅行したことがある(こういう貴重な経験ができてる人はいるようでそこまでいないと思うのでラッキー人生ではある)
ないものを探すのは容易い、なぜなら人間は欲望の生き物だから。でもあるものに感謝することはできるようてできない。
みなさんも、自分の幸せを、書き出してみては。
私はそれらを自慢とは思わず、自分が幸せに生きるための大事な心の拠り所になると考える。