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マルチと出会って気付かされたこと
いろんな人と出会ってきたわけだが、その中には勧誘みたいなことをされた人もいた。
いわゆるマルチ勧誘と言うやつなのかもしれない。
彼が言うにはは仲間と共にラットレースから抜け出すために自分もその仲間に入ってくれ。
とのことだった。
ラットレースというのはいわゆる不労所得<労働所得である状態のこと。
最初はいい人、って思ってたけど毎週のように呼び出され、だんだんと合う内容がセミナーのような内容になっていくにつれ怪しくなっていった。
そして最後はカフェで男3人に囲まれて仲間になってれないかと勧誘された。
初めてマルチ勧誘だと感づいたとき、正直ショックしかなかった。
信頼してもいいと思った人にそんなこと言われたことに裏切られたとおもったからだ。
それからは一切連絡をとっていないし、無闇に人と会うようなことはやめるように決めた。
じゃあなんで自分がターゲットになったかを考えてみたんだけど、結論としては結局自分が弱っていたことかなぁと思う。
東京で一人暮らしを始めたばかりで心細かった自分は誰かと繋がろうとした。誰でもよくてとりあえず話せる人が欲しかったんだと思う。
それがまずかったんだと今思う。
自分が受け身でいる事に気がついていなかった。
自分が何もしてあげられないのに誰かを頼ろうとしているということは自分の意思がないのと同じことだ。
そこを履き違えていたと今回の件で思い知ることになった。
今回の話の結論としては
人との有効な繋がりをつくるためにはまず自分が何かを提供できるようになる必要がある。
まずは自分が今できることを明確に見つけ出すことが先決だ。
できることを見つけられれば人はあとからついてくるものだと言うこと。
以上。