#ThisLittleGirlIsMe
ここ最近、SNSで目にするようになったハッシュタグ。つながりの一人が”いいね”をやたらしているからだ。
なんだろうと思って読むと、様々な分野で成功している女性達が自分の幼い頃の写真と共に、自分の夢や経験、その歩んできた道を語っている。
仕掛けているのがInspiring Girls Internationalという非営利団体。女の子達が女性のロールモデルに出会う場を提供している。ボランティアで登録した女性達が、学校などの要請で出向き、女の子達にその体験を語り、質問に答えるというのが主な活動だ。
9月半ばにスタートし、1か月ほど続く、このThis Little Girl Is Meキャンペーンは、Research shows that more than 90% of girls feel they have higher personal and career aspirations after following inspirational women on social media(ある研究によると、SNSでインスピレーションになるような女性をフォローすると、90%以上の女の子がその後、個人的にもキャリア面でもより意欲を持つようになる)に基づいて、その種を植えようということなのだ。
因みにこのキャンペーンのポストに”いいね”をやたらした私の知人は外国人男性だ。彼がやたら”いいね”していなかったら、私はこのハッシュタグに出会えてはいなかった。
そして10月11日は国際ガールズ・デーということを最近知った。国連で定められてから今年で10年目とのこと。男児に比べ不利益を被ることの多い女児が直面する様々な問題に目を向けようというのが目的らしい。
女子を応援、支援する動きは年々増えている気がするものの、こういったエンパワーメントが必要がない日がいずれくることもあるのだろうか。少なくとも自分が過ごした時代より自分の娘達、また下の全世代の女性達が継続的に生き易くなっていくことを願うばかりだ。