息子の顔にほくろ出現
タイトル通りである。
ほくろは、生まれたばかりの赤ちゃんにはなく、成長するにつれて増えると言われている。
息子も生まれたばかりの頃はほくろはひとつもなかったと思う。
あるのは背中まで広がる立派な蒙古斑のみ。
それが、生後半年の頃だったか、お尻の左頬に黒いそいつを見つけた。
最初のほくろがお尻かあ〜と何故か感慨深く思ったものである。
それからはほくろについてその増減は特には気にならず、
もうすぐ2歳にならんかという(正確には生後11ヶ月と14日)、今日。
いつものように朝ご飯後の息子の口周りにこびりついたヨーグルトを拭っていたとき。
ふと、右目と右小鼻の間に、小さな黒い点を見つけた。
そのとき、息子も大きくなったなぁ、となんだか泣きそうになった。
必死の思いで産んだあの日から、まだ2年たっていない。
でも、もう2年たってしまった。
息子の顔にほくろができるくらいの年数たってしまった。
ほくろのない息子にはもう会えない。
今、この一瞬一瞬を大切に、忘れないように刻んでいこう、と改めて思った。
(ほくろ一つで思考が大変なことになってしまった。
こんな調子では将来思いやられる…
もっとどっしりずっしり構えられるようになりたい。)
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