雑感:(私見)5月病は毎日病への予兆&メンターという存在が解決策の1つかも

 どうも!おはようございますからこんばんわ!まで。

 巷ではGWの明けを迎える最中ではありますが、この時期に表れるのが5月病です。日本予防医学協会が運営している健康づくりかわら版というサイトによると、五月病とは、医学的な病名ではなく、5月の連休後に憂鬱になる/なんとなく体調が悪い/会社に行きたくないなどの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことをいいます。多くの会社は新卒入社の4月はOFF-JT研修三昧で、5月辺りからOJT研修になるフェーズになります。この辺りから人によっては症状が出てくる可能性はあると思います。

 私は5月病は毎日病(私が勝手に名乗っています)への予兆なのではないのか?と思うところがあり、この辺りの私見と私なりの向き合い方を書いてみたいと思います。

1.OFF-JTとOJTの違い

 職種や会社の方針にもよる側面はありますが、新入社員には目まぐるしく目の前が変化します。その代表例がOFF-JTとOJTなんだと思います。最近はインターンシップを通じて営業経験等を積んだ上で就職活動をしている人もいるとは思いますが、営業1つとってもB2B営業なのかB2C営業なのかでも違ってきますし、金融や技術系商材の営業みたいに知識が要求されるタイプや不動産や人材業みたいにスピード感が要求されるタイプといったようにインターンシップで経験した業界とは違う業界やメインターゲットの顧客が違えばそれはあまり意味はないかもしれません。

 その時、相談しやすいメンターのような存在がいるか否かは人によっては5月病が毎月病に発展するか否かの線引きになるのではないかと私は思います。哲学者マルティン・ブーバーが言う人間同士の関係性で言う道具的な関係をスタートとし、そのメンターが自分にとって信頼できる存在だと思えるのならば、固有の関係に発展させたら良いのではないかと思います。(参照:『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』 著:宇田川 元一 pp20-21)

2.毎日病はブラック企業の要素と分けて精査してみる。

 前述したように、OFF-JTとOJTの違いからくるメンタルの不調は、相談できるメンターに相談できればベストなのかもしれませんが、中にはブラック企業の要素が混じっている可能性もあります。

 今野晴貴氏の著書『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』によると、ブラック企業のパターンには大きく8つのパターンがあるそうで、5月病のようなメンタルに響く要素は次の通りだと考えられます。

入社後も続くシューカツ・戦略的パワハラ・辞めさせない・職場崩壊

 恐らくは表立って報じられなくなった傾向にあるから0とは言い難い側面もありますが、上記動画のような研修がOFF-JTの場面であった場合、よほどの強さでなければ心が折れる可能性はあると思いますし、このテンションのOJTが後々待ち構えていると考えるとどんよりしてしまうのは無理はありません。だからこそ、改善の余地がある要因からきている5月病なのか?ブラック企業の要因なのか?はきちっと精査しなければならないと私は考えます。

3.メンターはコミュニケーションをとれる人だけとは限らない

 1章で解決策の1つにメンターの話をさせていただきました。社内にメンターがいることは5月病を毎日病へ進化させないためにはたいせつですが、それはなにもなんらかの手法でコミュニケーションをとれる人だけを指すものではないと私は考えます。

 例えばこのブログ記事内でいくつか引用した本のように著者が書いてあることから今の自分にとってプラスだと思う考え方・思考法があれば、それを自分自身に取り込んでみるのもベストでしょう。また、SNSを通じて色んな人間を触れてダメもとでリプライやDMを送ってみるのも1つの手でもあります。あるいは、こういう媒体も活用してみるのも良いかもしれません。

 Voicyという媒体です。このVoicyで発信している方は一定の審査を経た方しかいないので、ここで発信している方の内容も一手なのかもしれません。

4.最後に

 私なりの私見を書いてみましたが、この5月病という現象は対処の仕方を間違えると毎日病へと進化してしまうのかもしれませんので、これが少しでも解消のヒントに繋がれば良いなと思います。

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