ライフハック「家事はまとめてやるのが一番効率が悪い」
物事はまとめてやるのが一番効率が良いに決まっている。
そう思っていないだろうか。
実際それはほとんどの場合、真実だろう。
しかしながら全ての事象に対して言えることではない。
「めんどくさいから後でまとめてやろうと思っている家事」はその限りではないのだ。
皆さんの家事スキルは程度だろうか?
何人家族でもどんと来いだろうか、一人暮らしでもきついレベルだろうか。
様々なレベルがあるだろうが、今回はめんどくさがり向きのライフハックだ。
「家事はまとめてやってしまおう。」
そう思って何日も放置してないだろうか?
部屋の掃除、食器洗い、洗濯、、、などなど。
何度もやりたくないし、まとめてやった方が効率が良い。
そう考えながら早数日経っていないだろうか?
それは家事における罠だ。
「いざとなったらやる」と言ってる人に「いざ」が来ないように、
「まとめてやろう」と思っている人に「まとめてやる」タイミングは訪れないのだ。
ではどうしたら良いのか。
「まとめてやらずにこまめにやるのだ。」
何を当たり前のことを言っているんだと思うかもしれないが、結局こまめにやるのが一番家事が片付く。
例えば、10個たまったら食器を洗おうと思っている人がいるとしよう。
その人はおそらくめんどくさがりだから、10個では洗わないだろう。
おそらくキッチンが許す限り20個くらいまでためるだろう。
この時に「20個も洗わないといけない」というハードルの高さが生み出されてしまうのだ。
ただでさえ洗い物をしたくないのに、その洗い物を始めるきっかけとなるスタート地点にさえ立たせてもらえないのだ。
私達めんどくさがりは、自らの行動で自らの行動にさらなる足枷を作ってしまっているのだ。
では洗い物が出るたびに洗うとどうなるか。
当たり前だが洗い物が毎回10個以内の量で終わる。
これは洗い物を始めるというハードルを下げる効果がある。
何度も洗い物をしないといけない、というめんどくささはあるだろうが、1回のハードルが低いので重い腰を上げずに済む。
そうは言ってもそもそもこまめに行動できない人も多いだろう。
そんな時は以前に私が書いた「家に帰ってから座らない」ライフハックを参照していただきたい。
とにかく家に帰って面倒な作業に着手して、それを終わらせるのだ。
なかなか家が片付かない人も、こまめにやることを前提に行動してはいかがだろうか。
また、そもそも行動に移せない人は、以前に書いた私の記事を参照されたい。
誰かの役に立てたら幸いである。
若井俊頼
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