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映画『ファーストキス』とテレビP佐久間さんが話していたことの共通点
別れることが分かっているならば、、、
「花束みたいな恋をした」の脚本である坂元裕二さんが、今回も脚本を務めるということで、人生や恋愛について考えさせられる映画だろうと楽しみだった。
とても切ない映画ではあったが、夫婦・家族とのことや自分の人生についてしっかりと向き合うことの大切さを教えてくれた。
特に人生については、本当に、”今”という時間を大切にするべきだと改めて
意識させてくれた映画だった。
駆が選択した人生
カンナがタイムスリップし、駈にこれから起こる未来の話をしたことで、駆はカンナとの結婚生活の日々を大切に過ごしていく。
人は、別れると分かっているならば何でも大切にするのだと思った。
そしてその意識を持った人は、人生を大切に生きていくし、その人の周りにいる人に対しても感謝を伝え、愛を伝え続けるのだと感じた。
佐久間さんが教えてくれたこと
テレビPの佐久間さんが昨年10月に横浜アリーナで開催したラジオイベントにて、終盤のフリートークで、内容としては決して明るくない話だが、”今日もがんばろうと思うこと”や”人生の幸せ”について語っていた。
話の詳細は書かないが、佐久間さんはなぜ毎週ラジオを(単純にラジオが好きということだけではなく、)一生懸命するのか語っていて、その理由に感動した。
「テレビ東京時代から番組が終わることは当たり前だと分かっている、だからこのラジオ番組もいつかは終わりがあると分かっている。終わりがあると分かっているからこそ、毎週毎週のラジオを一生懸命にやっている」と。
”別れがある”という気持ちを持って日々を生きていく
別れや終わりというのは本当に辛く、悲しい。人生には様々な別れがある。具体的にいうと、友人との別れ、恋人との別れ、家族との別れ、職場の人との別れ、ペットとの別れ、生まれ育った場所との別れなどがある。
自分に関わる人やことにはいつか終わりがある、と意識したら毎日の生き方や考え方を改める必要があると思った。
直近だと仕事に対して、仕事量の多さや課題の複雑さに投げ出したいと思うことがあったが、いつかは今の職場を離れると思えば、そんなことはどうでもいいと思うようになった。むしろ、今与えられた仕事に対してきちんと応えようという気持ちに変わった。
あと、家族との時間も大切にしようと思った。親と兄弟、家族全員でご飯にでも行く時間をつくろうと。いつか来る別れに対して今から行動しておこうと。そしたら自分も家族も幸せな時間だったと思えるだろう。
映画と佐久間さんの言葉を通じて、何事に対しても”別れがある”という気持ちを持って日々を生きていこうと思った。