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【高校生編】本vs私
もう、中学編で決着はつきました。
本の勝利です。
ただ、高校生でも本好きが続いているので独り言を言わせてください。
図書委員会になる
高校生になった私は図書委員会になった。中学生の頃になれなかった強烈な図書委員への憧れから自ら立候補した。図書委員になると週に1回、お昼休みにお弁当を持って図書室に行かないといけないのだ。高校生になって週1のお昼時間が削られるのを嫌がってなりたいという人は少なかった。私は幸運なことに図書委員になれたのだ。
2人で過ごす図書室は気まずい
図書委員になった私は意気揚々と図書室に毎週向かっていた。高校の図書室は使う人が少なく静かだった。ただ、図書委員は私1人ではなかった。もう1人女の子がいたのだ!そのもう1人とは話すことはできるが、そこまで仲良くはなかった。別に話す内容もない。気まずぎる。
ただ、私たちがいるのは図書室。
━そう、本に逃げれば良いのです。
会話はたまにする程度でお互い読みたい本を読んだり、借りたりしていました。新しい本や作者との出会いがたくさんありました。ただ、最後まで一緒に委員会をした人とは打ち解けれなかった。今考えるとお互いペアの相手より本が良かったのだろう。
本を使って人間関係を薄くする
高校でも私は休み時間に本を読んでいた。中学校で本を読むことで、友人関係を限定的にしたことで、いざこざに巻きこもれることが少なかったことに私は味をしめていた。中学時代「みやほちゃんはあんまり関係ないよね」とか「みやほに言っても分かんないよね」と言ってもらって話し合いにはいる必要がないのは楽だったのだ。
高校でも本を読むことで学級内で薄い人間関係を形成し、揉め事を避けようとする傾向にあった。高校では部活に所属していたので友人関係はそこに限定していた。もちろん、話す時にはクラスの子とも話していた。ただ、同じクラスを理由に仲良くなり今でも付き合いがある友人はいない。
今だに、あの時にもっとクラスの友達と向き合うべきだったと思うことがある。私は人と関わる機会を自ら逃していたのだと今は思う。本に逃げてすみません。