#27 違うキーでダイアトニックコードを作ってみた
今回は、各キーにおける調号の数と位置を把握できていると
スムーズに作ることができます。
とりあえずカンペ用に画像を貼ります。
では、わりと調号の多い 『 Eメジャー 』 のキーを例に
実際にダイアトニックコードを書き出していきます。
手順① 調号を書く
手順② メジャースケールを書く
こちらも復習ですが
「ミ」の音から単純に音符を並べるだけで「Eメジャースケール」の完成です。
( 調号が自ずと「全全半全全全半」に導いてくれます )
手順③ 音を積み上げる
これも復習ですが
キーが違っても、行う作業は一緒です。
ルート音が線間なら線間に、
ルート音が線上なら線上に音を積み上げていきます。
これで音符の出来上がりです。
メジャースケール作成時と同様に、調号が各ダイアトニックコードの和音の中身を調整してくれています!( 便利! )
手順④ コードネームを書き出す
以前 「 Cメジャー 」 でダイアトニックコードを作った時のことを思い出してみましょう。
キーがCの時に、最後にコードの表を作成したかと思います。
参考までに貼ります。
今回、覚えたいことは
いちばん右、コードネームの列の赤文字の部分
つまり、和音のタイプと順番です。
1つ目がメジャー
2つ目がマイナー
3つ目もマイナー
4と5がメジャー…ここの順番です。
そして、
今回は「E」のキーなので、最初の音を「E」からスタートして
和音のタイプはそのままに、
ルート音のみ書き換えていきます ( メジャー / マイナー / マイナー♭5
この各順番が「C」の時と一緒になります。調号の付け忘れにご注意を! )
敢えて、各コードの「3度」と「5度」の音名は省きました。
実際に、手順③の楽譜をもとに検証されても良いかと思います。
メジャー / マイナー / マイナー♭5
この順番が「C」の時と一緒になります。
要するに
キーが変わって、調号の数と1番目の音のスタート位置が変わっただけで
「全全半全全全半」の関係も、そこから積み上げられる和音のタイプも変わらないということですね!
カラオケでキーを「+1」や「-3」など、どこに変更しても
音の高さのみが変わって、曲調 ( 和音のタイプ ) は変わらないことが
これを証明しています。
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