見出し画像

#32 コードのディグリーネーム化

関係のないヘッダー画像でスミマセン ( 今、食べたいだけです。 )

今回は2つの内容を実践してみようと思います。
① 簡単なコード進行をディグリーネームに変換します。
② 変換したディグリーネームを、別のキーで書き出します。

ディグリーネームについてはコチラに記載しています。

では早速!


作業を行うにあたって必要になる知識

① キーを判別する能力

早速ですが、この楽譜の調号は何でしょう?( メジャー )

答えはE♭ですね。
解らない場合は、五度圏の表を参考にしてみるか
これを機に暗記してしまうのも良いでしょう。


② 各キーのダイアトニックスケール

※ 本記事ではまだ「メジャースケール」しか書いていませんので
ひとまずメジャースケールのみ出来ていれば全然問題なしです (;´▽`A``

では、下記楽譜にメジャースケールを書き込んでみましょう。

ってことで書いてみました 笑

必要最低限の知識として、この辺りまでが出来れば大きな問題はないかと思います。


コード進行のディグリーネーム化

では早速、順を追ってやっていきましょう!
こちらが例題です。

① まず最初に、調号の数からキーを割り出します。
この場合は「Gメジャー」ですね。

続いて
② Gのメジャースケールを思い出してみましょう。

ここで、コードネームのルート音に該当する音を探してみます。
そうすると…。
G : Ⅰ
E : Ⅵ
A : Ⅱ
D : Ⅴ

ですね!
ここで出てきたディグリーネームをコード譜に書き込んでみます。

和音の積みかた ( 音程 ) は変わらないので、コードネームの右側 ( m7とか7とか ) はそのまんま丸写しでOKです。

これで完成です!


ディグリーネームのコード化

先ほどのコード進行をそのまま半音上げて書き出してみましょう!

Gの半音上は…。

① 鍵盤をイメージして音を割り出してみる
② 上記、五度圏の表から探してみる
③ A♭ですww


① A♭メジャースケールを書き出してみよう!

書き出してみました!
だんだん雑になっていてスミマセン…。


② ディグリーネームの度数にA♭キーのルート音を割り振ります。

書き出してみるとこうなりました。
これで完成です。


基本的な作業の流れはこんな感じです。
この作業が出来るようになると
ボーカルなどに合わせるための「曲のキー選定」やコードの移調など、色々な事が出来るようになります。

また、コード進行の理論的解釈の幅がぐっと広がりますので
ぜひぜひ覚えてみましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?