なりたい、やりたいを実現し妊娠へと導く【妊活プランナー】が誕生するまで#61
若返り鍼灸師の山田和宏です。
ご観覧いただきありがとうございます!
何度も何度も挫けそうになり、治療家を辞めとうと思いましたが、その都度Aさんの言葉が頭をよぎり、私を奮い立たせてくれました。
そして見えない世界の事を学ぶ様になり〝神様〟という存在を強く意識する様になっていきます。
前回からの続きです。
彼女は何故死ななければならなかったのか?
逆に私はなぜ生かされ続けているのか??
非常に答えを出すのが難しい事です。
生かされる人と死ぬゆく人との差は?
カルマ、業、徳
色んな表現をされたりしますが、本当にそうなんだろうか?
そういった表現をされると納得するというより、受け入れるしかないというか、どこか諦めなければならない様な感覚になり、腑に落ちません。
答えを出しては何か違う
答えを出しては修正する
ずっと繰り返し続けました。
考え続けた挙句、死や生の価値観は神様と人間では違う。
そんな事は人間の考えが到底及ぶ所ではない。
悩む事自体に意味が無いという結論に至ってきました。
そして、とある勉強会で
〝情けの苦、華の嬉し〟
という言葉を教えていただきました。
簡単に説明すると
神様や仏様が人を成長させるために与えた苦難があり、
その苦難と向き合う事で伝えたかった事を理解するとご褒美がくる。
そんな意味合いだそうです。
その言葉を聞き
あぁ、Aさんは私に大事な事を伝えるために産まれてきてくれたんだ。
いや関わる全ての人達に、気付きと成長を与えるために産まれてきてくれたんだなと思うと、救えなかった罪悪感は消えていき、感謝の思いとともに涙が溢れ出てきました。
どれだけ苦しくても、自分が逃げてしまったら、誰が目の前の人を救うんだ。
自分が諦めてしまったら、誰にすがったらいいんだ。
困っている人達の最後の希望で在ろう。
こんな価値観として治療家をやっていましたが、そんな自分を追い込んだり苦しめる事を神様は求めていない。
目の前の出来事をどう捉えるかは人それぞれ、その人次第。
つまり自分の捉え方次第。
答えは常に自分自身の中に有るんだという事に気付けました。
勉強会が終わって外に出て空を見上げてみると、なんと夕日の空に大きな虹が二つ掛かっていました。
これが華の嬉しなんだなと思い、何かが腑に落ちた感じがします。
自分の中で、何か区切りを付ける事が出来た気がしました。
治療家という仕事を、再びゼロからやり直そう。
そう思ったのでした。
つづく