なりたい、やりたいを実現し妊娠へと導く【妊活プランナー】が誕生するまで#5
若返り鍼灸師の山田和宏です。
ご観覧ありがとうございます!
#4の続きです。
前回、大怪我をして出血多量で病院に運ばれ、その後どうなっていったのかを話していきたいと思います。
病院に着いたのはハッキリ覚えていますが、そこから失血で徐々に意識を失っていきました。
目の前には綺麗な川が流れている画面、水の流れるせせらぎの音と鳥の鳴き声。心はとても穏やかになりました。
ほんの数秒だった様な感覚です。
遠くから父の声が聞こえてきたと思ったら、徐々に風のうるさい音が聞こえ、目を開けると病院の天井が見えます。
前にもこんな経験したような?
と思いつつ、それがいつだったかは思い出せません。
怪我をした右手は全く動かず、何かをされている感触が有る程度。
ひとまず手術を終えて、事なきを得ました。
後日の診察で医師から言われた事は、静脈と神経の完全断裂。
あと数分遅ければ失血死をしていた事、全治1年、もしかすると右手の指は一生動かないかもしれないという事でした。
野球は出来る様になりますか?と両親が医師に確認すると、絶対にやらないでくださいと言われました。
私はそれを聞いて、安心しました。
これで野球が辞められると。
利き手は包帯でグルグル巻き、大好きな漫画も読めずプラモデルも作れません。何もやれなく暇なので、ひたすら昼寝をする日々。
時折、少年野球の仲間達を引き連れて監督が家まで来ました。
会いたくない、やっと苦しみから解放されたのに。
鉛筆も持てない、本も1人ではめくれない。手は動かせなくても、この苦しみから解放された事で、何よりも心が軽くなったのです。
次回に続きます。