スーパーヒーローなお母さんへのプレゼント
若旦那です。私は2児の父でもあります。
長男が生まれてからずっと、当然ですが母である妻と共に過ごしてきました。
そして身に染みて母親の偉大さを感じ取ることができた3年間でもありました。
お母さんって、すごいよ。
24時間365日本当に休みなし。
育児の出来不出来にかかわらず無給。
相対する赤ちゃんは当然ながら理不尽。
だからね、お父さんよ。少年心を捨てられない愛すべきお父ちゃんたちよ。
もうね、お母さんはスーパーヒーローなんだから張り合わない方がいい。
うっかり俺の稼ぎがどうのこうのとか言うのカッコ悪いからやめちゃったほうがいい。
通勤途中で足を踏まれることだって、あるよ。
理不尽な仕事を振られて指定納期に恐れおののくことだって、ある。
仕事の付き合いも兼ねて飲んで帰ることだって、ある。
だからこそ、だからこそね
お母さんにひとりの時間をプレゼントしようよ。
巷では
「えー、俺だって疲れているのに!」
「いきなり育児だなんて、俺出来ねえよ」
「あいつだって、なんだかんだ御菓子とか食べながら日中テレビ見てたりしてるよ!」
まあ様々なご意見があると思います。
このプレゼントをすることは、お父さんにとってもいいことずくめだから僕も提案しておりますよ。
ちょっとまとめてみるね。
① 自分の時間が増える
「ハア?逆だろ!?」って思ったお父さん、
実は違う。世の中のお母さんは分かるはず。逆なんだ。
お父さんたちよ。(時々飲んで帰りたい。)(休みに一人の時間が欲しい。)(家に帰ったら優しい言葉をかけて欲しい)
そんなこと、考えたりしたことない?僕はあるぞ。
だからこそ、お母さんに自分が欲しいものをあげなさい。
これは「返報性の法則」と言って、相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理のこと。
だからね、ワザと狙ってやるっていう方法はNGかな。
想像して欲しい。
普段から、「話を聞いてくれて」「意識的に自分の時間を作ってくれる」お父ちゃんに対してドラマなどで展開される、
「こんな時間まで飲んできて!」
「私がこんなに頑張っているのに!」
「安月給が!」
などという言葉がお母さんから飛んでくることは、まずありません。
むしろこんな会話が起きる可能性が高まるのではないでしょうか。
「たまにはゆっくりと飲んできたら?」
「話を聞いてくれてありがとう」
えー、あくまでも「可能性」ですよ。
お父ちゃんたちよ。言われたらラッキーくらいに考えておくのがミソです。
必要以上に凹まなくて済みます。
② モテモテになる
「どういうこと?」
これも男は分からない女性あるあるです。
必然的にですね、お母さんをフリーにすることで育児にかかわるようになります。
おむつ替え、洗濯物、掃除・片づけ、食事、寝かしつけ。
子どもの洗礼をさんざん浴びます。最初はうまくできません。
数をこなしていくことで、だんだん出来るようになります。
出来ないからってクヨクヨしたりあきらめてはいけません。
ちなみに今でも僕は寝かしつけが上手に出来ないです。
掃除や片づけが出来る男性。モテますか?モテませんか?
食事が作れる男性。モテますか?モテませんか?
気張らなくても育児が出来る男性。モテますか?モテませんか?
ってことです。
少なくてもバーベルで100kgあげられたっていうことよりも刺さる人が多いと思います。
モテる・・?浮気ッ? ってことじゃあないですよ。
③ 収入が増加する
「関係なくね?」
これは気が付かない人が多いんですけど、こどもと向き合っていくと自身が見えてくるんです。
あー、自分は理不尽というものに対してこんな風に向き合おうとするのかとかね。
「泣き止んで」って言っても赤ちゃんは分かんないです。
「何が欲しいのだろう?」言ってくれません。だから探すんです。いろいろやってみるんですよ。
おむつを替えたらいいのかな。おなかが減っているのかな。うるさかったかな。
ホスピタリティやセルフコントロールをする力がいつの間にか増えています。
事業を推進していくうえで必要な能力ですよね。
また、子供からの信頼を受けていると自身のモチベーションも高まります。
二人目の子供を出産する際、長男とふたりで約1週間過ごしました。
最初のうちは実家に泊まり、私の両親(子供から見ると祖父母)と過ごしていたのですが、3日目に寝付けなくなりました。
落ち着きなく居間と寝室を行き来して深夜3時を過ぎたころ、息子と二人で手を繋いでソファに座っていた時のこと。
「おうちにかえろうか」「うん」と言葉を交わしました。
上手に言葉にはできないのですが、息子と本当に心の深いところで繋がった実感が沸き、自己肯定感も高くなったと思います。
プロジェクトに対して腑に落ちたうえで進めていく上で必要なもの。
それは自己肯定力です。こちらも育むことができるわけです。
結果的に、自身の仕事への取り組み方も変わるので収入も上がるというわけです。
これも実践しなければ分からないものでした。
いろいろお話してきましたけど、私もまだまだてんでなってないお父ちゃんです。
だからこそ、実践を続けていきたいんです。
そしてお母さんたちが一人でも、新しい命を育むというダイナミックな時間を楽しんで欲しいんです。
スーパーヒーローなお母さんへのプレゼント。
それはパパをもスーパーヒーローにする自身へのプレゼントですよ。
#若旦那 #子育て #お母さんへのプレゼント #ダメパパ
埋もれてしまっている宝石がたくさんあるように思います。文化だったり、製品の場合もあるけれど一番は人間の可能性です。見つけて、発信してよりよい世界を共に生きましょう。