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コロナウイルスについて、退院した若旦那なりの検証とシェア

1 毎日の健康チェックでやっておいたほうがいいこと 

ポイント→ 体温計測が主となっているが自分のケースでは発熱はなかった。→入院中に毎日行っていたチェック表にあることが参考になる。

①体温 ②血圧 ③血中酸素濃度 

①は常に〇だったが、②、③がアウト。
②は血圧計。③はパルスオキシメーターを購入。
特に③は購入しておけばよかったと思ったアイテムなので、保険代わりに購入するのもよいのでは。アマゾンで5000円程度で購入できる。

2 僕に起こった症状たち 

ポイント→ 自覚症状はあんまりなかったがこんなものがあった。

①頭痛 → うー、頭痛いなあ。なんだろ。バファリンを飲んでいた
②だるい。やる気が起きない。食欲が急になくなった。なんとなく食べたくない。味噌汁かけご飯とか食べてた。
③鼻の奥の痛み。眉間あたり。線香でやられて鼻炎でも起きたかと思った。

肺炎のくせに咳はそこまで顕著に出なかった。ただ、寝るときに息苦しいなとは思った。仰向けに寝るよりも横を向いた方が楽だった。

症状で分かりやすいのは味覚障害。生活へのダメージも大きいが、気づきやすいという点ではいいのかなとは思う(僕の場合は症状なし)

僕は頭痛が本当に嫌だった。毎朝唸りながらバファリンを服用していたのを思い出す。

3 入院生活について ポイント→ 個室だったので精神的によかった。特に胃腸が弱い僕にはトイレが大きな課題だったのでホッとした。

一日のスケジュール 起床→ 健康チェックシート記入 →採血 →朝食→ 点滴 → 健康チェックシート記入→昼食 → 健康チェックシート記入→医師によるリモート診察→夕食→就寝 

午前中は点滴を受けていたので特にやることもないのでボンヤリテレビを見ていた。ワイファイ環境はなかったので、仕事をするというよりは休んで早く退院するぞという意気込みの方が大きかった。(結果的にそれがよかったようだ。)

入院中、お風呂には当然入れない。毎日夕方に熱いおしぼりを配布されるのでそれで身体を拭く。あとはタオル&シャンプーを看護師さんに購入申請して流しで頭を洗うという感じ。

タオル類と寝巻のレンタルが出来たのはありがたかった。

使用した薬(点滴)はレムデシベルと呼ばれているもので、調べてみるとエボラ出血熱向けに開発をされた抗ウイルス薬だそうだ。

僕は5日間投与を受けたのだが、結果的にこれが効果を発揮したのではないかと思っている。

WHO的には「効果があるとはいえない」「推奨はできない」とされているのだが、副作用とのバランスの観点からではないかと思う。

実際に日々の血液検査などのデータを見ても投与をしてから炎症反応などを含めて異常値を示していた数値が良くなっていたのが退院後みてとれた。

肝機能・腎機能の機能を低下させる副作用が結構な確率であるのが難点なのだろう。

僕も5日間の投与後肝機能で異常値が生じて、経過観察になった。

幸いもともと肝機能が強い方だったので、とびぬけて高い数字になることもなく退院後も正常に戻りつつあるのだが大好きなお酒は控えている感じだ。

おそらくWHO的にはここが問題なのだろう。

4 退院の基準について ポイント→最終確認日から約10日が目安。あとは本人の症状による。

コロナウイルスの特徴は数日経つと外に対してウイルスを拡散しなくなるとされている点だ。約10日とされている。

この特徴が「14日間のロックダウン」「2週間前の数字」の論拠となっている。入院についての基準も約10日に設定されている。日常生活に支障がない程度であれば病床を確保するために退院し、自宅療養に移行する形になっている。

注目すべきは肺炎などが残存している場合も多いこと。

「後遺症」のニュースが度々報じられているが、基準がいまひとつはっきりしていない。肺炎が完治していなければ当然身体のダメージは残ったままだ。「ダルい」とか「頭痛がする」とか「食欲がわかない」とかはコロナウイルス特有の後遺症というよりは単純に肺炎が癒えていないからじゃないかと僕は思う。

退院している方自身が自身の症状を分析していないため、プロパガンダが産まれてしまう要因になるのではないかと勝手に考えている。

5 後遺症について ポイント→後遺症ってなんだろう?分析してみよう!

それでは後遺症と呼ばれるものはないのかっていうことについて。

実際にあるのかな?ないのかな?どうなの?ということ。

結論から言うと「よくわかんない」たぶん僕とかも含めて実験台になっている感じだろうと思ってる。

症状があるかないかという2択でいうと、「ある」と僕は答えるだろう。

では、自分を客観的に見て自らに起きている症状を分析してみようと思う。

できるだけ定量的な数値を踏まえて説明したいと思うが、一部はどうしても難しい部分があるのでご容赦願いたい。

そして、究極的にまだ退院してから1か月程度なので「後遺症」とは呼べないと思う。

が、そうなるとすべて話題から除外されてしまうので、あえて列挙してみたいと思う。

とはいえ、すべて医学的な視点からお話しできないのが残念。もしも読者の方で医師の方がいたら補足をお願いしたい。

① 身体的な影響 ・・ 

★体力(持久力)の劣化。疲労感。★息切れ ★食欲低下 ★筋肉疲労 ★頭痛 ★鼻の奥の痛み

明らかに自覚症状として分かりやすい 「身体的影響」。

ここはコロナが直接の原因とはいえないものもあると考えているので自分なりに分析をしたい。他の要因とは何か。

それは先ほどお話ししている肺炎の残存と、入院している期間は身体を意識して動かさないと当然運動しないので必然的に体力は落ちてしまう。

体力の劣化、疲労感、息切れ、筋肉疲労、食欲低下 いずれも肺炎の影響や落っこちた体力の低下が原因と考えるのが妥当だと僕は分析している。

特にコロナ前後で体重が5kgも減少している。体力や筋力が落ちているのは当然だろう。思い通り動けると考えるのが普通ではない。

肺炎の状況についてはパルスオキシメーターが役立つ。

ここ数日は97という数値が出てホッとしたのだが、血中酸素濃度が低い状態をずっと維持していた。

「100」の数値がマックスで「93」を目安に酸素吸入が必要ではないかと判断される数値なのだが、退院後も94~96を正常時でウロウロしている状態だった。

後遺症外来を紹介いただいて通院しているのだが、現在の肺炎の経過は順調で肺機能についても通常の方と変わらないレベルまで回復しているとお墨付きをいただいてホッとしている。

肺炎が癒えたのちに運動を始めて体力の回復段階にうつるフェーズに移り、筋力の回復が終えればかなり症状は緩和するのではないかと思う。

唯一気になるのが、鼻の奥の痛みというか違和感かな。ちょうど鼻の付け根。眉間の部分。

実は罹患中にもここが猛烈に痛かった。現在は痛いというか「違和感」。カロナール(頭痛薬)を服用すると楽になるのでそうしている。

② 精神的な影響 

とてもここは説明しつらい。正直、自分でもよくわからない。書いておくべきなのかもちょっと混乱しているけど、記載しておこうと思う。

コロナ禍。各々生活が一変していると推察できる。

リズムも狂うし、仕事も内容によっては大きく変化しているのはコロナ罹患者であろうがなかろうが関係ない。

たとえば、会社を経営する立場の方たちは特にかじ取りに神経を集中させていることだろう。
いうなれば、天候が先行きを見通せないくらい荒れている中で車を運転しているようなものだ。

もちろん飲食店を中心に従事している方たちも同様の不安を抱えているだろう。
そして、「自分もコロナにかかったらどうしよう」という不安。
疾患を抱えている方たちや高齢の方を中心に当然あるだろう。

究極的には「セルフコントロール」の一言に尽きる。

意思の強さ や ブレない神経 などと言われている。

もともと図太い神経など持ち合わせていないのだけれど、気になっている症状がある。

一言でいうと 「不眠」だ。

とはいえ、一日に3時間くらいしか寝ないショートスリーパーの方たちも沢山いる。彼らと比較してしまうと十分な睡眠時間を確保している。

あくまでも自身の生活リズムの問題。にしても眠れない日は本当に上手に眠れない。

以前の自分であればお酒を飲んじゃうという手があったのだが、その作戦?が使えないので、ぼんやり起きている。ちょっと頻度が多いので気になっている。

あと、不安症。これも書き出してみると解決することも多いのだが、「おかしいぞ?」というシグナルに気が付いてハッとすることがある。

これは同症状を起こしている現代人は多いのかもしれない。

例えばラインを送って返信がないと不安で不安でしょうがなくなる、とか。

車で出かけて瞬発的に「交通事故に巻き込まれたらどうしよう」と瞬発的にに感情のスイッチが入り不安になったり。

前者は深呼吸して人差し指を自分に向けると少し落ち着く。後者はあまりにおかしいと思ったら車を寄せてしまい、音楽を聴いたりして落ち着かせている。

どちらも「あ、僕ちょっと変になってるわ」と気が付けているうちは大丈夫だと思う。

そして感情を爆発させることを自主的に制御するように努力している。

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まとめ

長文をここまで読んでいただいた方に感謝申し上げます。
拙い文章になってしまっているようでお恥ずかしいですが、備忘録もかねてアップすることにしました。

なにか特筆することがあれば今後も情報を出していきたいと思っています。
なによりもここまで文章をタイプできたことがうれしいのです。

自身がコロナ患者だったことについてボンヤリと自覚が薄れてしまってきているくらい空白の1か月でした。

最後に言いたいことは、「ならないに越したことはない」ということです。

そして怪しいなと思ったら発熱相談ダイヤルというものが各自治体にあるので連絡してみることは大切なことだと思います。

若旦那


埋もれてしまっている宝石がたくさんあるように思います。文化だったり、製品の場合もあるけれど一番は人間の可能性です。見つけて、発信してよりよい世界を共に生きましょう。