見出し画像

ホテルでインフルエンサーマーケティングやってもマジで意味ないw

割引あり

先日こんなポスト(旧ツイート)をしたら、
Imp15万となかなか界隈を賑わすことに。

内容を要約すると、

葛城昌志@ホテル支配人 さんの
ホテルのインフルエンサーマーケって実は効果薄いんじゃね?
というご意見に対し

インフルエンサーが悪いんじゃなくて、ホテル側が予約までの導線作らないのがイケてないだけ!
と持論を展開しています。

このポストから半年ほど経過しているにも関わらず
未だに残念なインフルエンサーマーケをしているホテルが後を立たないので
今日は弊社(大和屋本店)での事例を元に
『ホテルでインフルエンサーマーケは意味があるのか?』
ということを検証・解説していきます!

ちなみに結論、タイトルは釣りで(笑)
【ホテルでインフルエンサーマーケはやらなきゃ損レベルで効果あります】

私もそこそこのフォロワー様を持つ所謂"インフルエンサー"が故に
お友達にも旅系インフルエンサーが多いので
広告による売上(予約)が欲しいホテル側
とは言え、
そこまでコミットできない(ていうかしてない?w)インフルエンサー
両方の気持ちがわかるつもりではいます。

このnoteが、そんな両者間の溝を埋める一助になれば幸いです……


① 哀しい前提

弊社でのインフルエンサーマーケの実際の施策の組み方、効果を共有する前に
私が憂いてやまない、ホテル側・インフルエンサー側での哀しい現状をお伝えしておきます。

【ホテル側】
・"認知(=PV/Imp/再生回数)"が取れれば良いと思っている。
・インフルエンサーを起用したら終わり。その後の検証を一切しない。
・そのくせ売上(予約)が入らないと嘆く。

【インフルエンサー側】
・"認知"が取れれば終わりと思っている。
・案件が取れた時点で終わり。実際のコンテンツは消化試合。

これを読んでいるどちらかに属するヒト、正直ギクっとしていません?w

上記のマインドを持ってる人達によって
「ホテルでインフルエンサーマーケやっても意味ない」という風説ができてしまっています。

そんな方々に私が声を大にしてアドバイスしたいコト。

【ホテル側】
施策前に目標を明確に。
・ホントに認知だけで良いなら、◯万Impは回って欲しい。
・予約に繋げたいなら、売上◯円。

インフルエンサーマーケに限らずですが、
この業界は目標/予算を決めずにフワッと施策をしている担当者が多すぎます。

ちなみにこの目標の立て方として
有料部分で、弊社での今回のマーケ施策実施に伴う稟議書を公開しています。
ぜひご参考に。

あと、インフルエンサーに宿泊代無料だけで案件を依頼されることが多いのですが
(若旦那アカも死ぬほど依頼が来る……)
そんなのでは、インフルエンサー側にほとんどメリットがないので
仕事にコミットしない→クソみたいな投稿される→結局何も生み出さない
だけです。
しっかり目的を持ち、それに合わせた広宣費を用意しましょう。

【インフルエンサー側】
クライアントの売上にコミットしましょう。
クライアント(=宿担当者)は基本的にITリテラシーはありません。(言い切るw)

特にSNS/Web上では確実にインフルエンサー側の方が
・どうやったらコンテンツが見られるか?
・観た人がCV(宿のHPに飛ぶ、予約するなど)するか?
知見が豊富なはずです。

それにも関わらず、案件(=報酬)が確定した時点で
安堵してしまっているのは非常にナンセンスです。

あなたのアカウントの再生回数が回ろうが
クライアントの売上に繋がらなければ
二度とあなたに案件は来ません。

せっかくのチャンスを
1度きりの目先のお金にとどめるのか、
自分のストック資産として誇れる仕事をするのかは
アナタ次第です。

② 施策の結果

細かな施策の実施方法は有料部分で解説しています。
結論として、どれだけの効果を生み出したのか共有します。

まず、今回の施策はくぼたびさんにお願いしました。

そして、各コンテンツからの売上は
なんと1ヶ月で1,000万円以上になりました。
(窪夫妻、ホントにありがとう🥺)

有料部分ではCVRも公開

前提として、
国内TOPインフルエンサーである、
くぼたびさんの制作頂いたコンテンツが最高過ぎる!
というのもありますが、
(案件のお問い合わせはぜひイケてるHPからw)

『インフルエンサーを呼んで投稿してもらうだけ』
インフルエンサーマーケだと思っている人にとっては
そもそも売上に繋げることすら叶っていないはず。

自社でインフルエンサーマーケを検討している担当者さんは
ぜひこのnoteで予習しておいては如何でしょうか?

有料部分では
・稟議書(目標の立て方)
・施策結果(インフルエンサーへの報酬額を除く、全てのデータ)
を公開しながら、
今回の売上を実現した方法について解説しています。

特に各SNSから自社SNSへのCVR、予約へのCVRという生のデータは
目標予算を決める際の一つの参考になるかと。


③ 施策目的の策定

ここから先は

2,169字 / 4画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?