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ピエロ(パリアッチ)の話



タイトルは、米国人の心のバイブルとも言われる『ウォッチメン』に登場するアメリカンジョークより。

ーーーある男が精神科医を訪ねて、こう訴えた。“私の半生は悲惨の一言だ。
もう人生に何の希望も持てないんだ。
世間だってひどいものだ。先の見えない不安定な社会を、たった一人で生き抜く辛さがわかりますか?”

医者はこう答えた。“簡単な事ですよ。今夜、あの有名なピエロのパリアッチのショーが
ありますから、行ってきなさい。笑えば気分もよくなりますよ”

突然、男は泣き崩れた そして言った。“「私がパリアッチなんです!」”
ーーーーーーー

実を言うと僕は一時期ピエロに深く興味をもったことがありました。
というより、今でもサーカスに行きたい欲は少なからずあります。

だって、あんなに衝撃的な存在いないですよ。
あの張り付いた笑顔に、それと対照的なもの哀しさが漂う大粒の涙のメイク。
因みに涙のメイクの由来は、死んでしまった(殺してしまった?)恋人への想いを隠しながら
滑稽にふるまっているからだとか、ある伝説のピエロにあやかったものだとか、
あと、馬鹿にされながら観客を笑わせているけどそこには哀しみがあるんだよ的な表現とか、
とにかく諸説あるらしいです。

あと、ピエロと言えば世にはピエロ恐怖症という病気もあるくらい、笑わせる一方、恐怖を与えることもある存在であるため世には一定数のピエロを扱ったホラー映画が存在します。

http://naoesouji.blog.fc2.com/blog-entry-50.html

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