初めての取り組み
大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。
9月24日(日)
わたしたちは、活動6年目にして初めての取り組みを実施しました。
それは、、、(じゃじゃーん!)
児童養護施設施設で暮らす高校生のためのお弁当づくり体験です。
わたしたちは、これまで、児童養護施設で暮らす中学生と一緒に、素麺、小麦粉を使った手打ちうどん、カップラーメンなど、スーパーやコンビニで簡単に手に入る食材を用いた調理実習を実施してきました。
今回、高校生のための調理実習を、児童養護施設の職員のみなさんのご要望を取り入れながら、中学生対象の調理実習よりも難易度を上げる形での実施となりました。
この研修会で、わたしたちは3つの目標を立てました。
①異なる施設の高校生でグループを編成して、初対面のメンバーなどいろんな人との交流を図り、仲間づくりを行う(各グループにはメンバーの高校生が在籍していない児童養護施設の栄養士や調理担当の職員さんに観察者として参加してもらう、高校生は知らない大人と過ごす体験をする)
②高校生が普段使っているお弁当箱を持参してもらい、将来ひとりで生活するときのお弁当づくりの疑似体験
③スーパーで手に入る安価な食材を使った簡単な調理でも栄養バランスを考慮したお弁当ができることを学ぶ
今回の研修会には、東京からわたしたちの活動を応援して下さっている公益財団法人キリン福祉財団からも見学の方が来て下さり、高校生の中に加わって手作りのお弁当を食べていただきました。高校生のみなさんに、施設の関係者以外にも、あたたかい眼差しを向ける大人がいることを体感してほしかったのです。
せっかくの休日に参加して下さった高校生のみなさん、
そして研修会の運営にお力添え下さった各施設の職員のみなさん、
4時間にも及ぶ長丁場の研修会、お疲れ様でした。
それから、、、
わたしたちの活動のもう1つの柱である
社会的養護出身者のための居場所づくり活動も継続しています。
☆活動日時
☆活動場所
☆Facebook
主に参加者さん向けの情報発信をしています。
https://www.facebook.com/wakabahouse.aftercare/
こちらもどうかよろしくお願いいたします。