台湾で一番お得な日
デフレが続く日本、安いが正義の日本。台湾に引っ越してきて、容赦なく価格改定をする台湾の強気な売り手市場(?)を実感し、日本の製品がどれほど安く、かつ品質がいいのかを実感します。
年に何度かある帰国のタイミングで、急ぎではない日用品は日本でまとめ買いしています。(台湾の日用品はほぼ輸入なので、日本で買ったほうが安いことが多いのです、しかも楽天ポイントとかの還元率良すぎ…)
台湾では、アクセサリーや雑貨、家具、すべてが高い。それでも買う人がいるからこの価格なんだろうなと思います。「出血大サービス」という日本語があるように、安売りといえば利益率を下げ、場合によっては身を削って売値を下げるのが日本のやり方ですが、台湾では日本に比べしっかり利益が取れる売り方をとっているように思います。
その一つの方法として、「買一送一」です。一つ買えば同じ製品がもう一つついてくる(実質半額)というものです。韓国でも見かけますね。
ちなみに他に見た例は「買30送30」など。こちらは30mlの美容液を買えば、30ml分の試供品がついてくる(5ml*6個など)というもの。余ってる試供品処分したいだけでしょ!と思いますが、こういった「買一送一」が台湾でよく見かける安売りの光景です。
(おそらく日本では、景品表示法?…販売品に対しての景品は定価の**%以下でなくてはならないとかなんかそういう法律があると聞きましたが、おそらく販売に関する法律の関係で、「買一送一」ができないのだと私は解釈しています。違ったらどなかたご教示ください。)
販売価格そのものを下げる日本と、消費者が支払う価格は据え置きおまけでお得感を出す台湾。売上高でみたら台湾の方法のほうが賢いですよね。
では、台湾で一年のうち一番お得なのはいつなのか…。引っ越してきて早3年目、お得を求めて研究した結果、秋(10月、11月)が一番安いのではという結論に至りました。
10月は年末に向けたメーカーの決算前セール(週年慶)と台湾国家のお誕生日(國慶節)に合わせ設定され、主にデパートなど商業施設でセール+ポイントキャッシュバックなどのキャンペーンが行われます。
※このときもあくまでポイントキャッシュバックまたは「買一送一」戦略で、売値を下げることはあまりないように思います。
というわけでちょうど妊娠期間であまり身動きもとれなかった去年11月、私はひたすらスマホをいじり、台湾のセール事情を研究したのでした。そしてやたらと買い物をしてしまいました。確か5000元くらい買いました。(約25000円くらい?)買ったのは台湾製の化粧品などですが、おまけでパックが60包ついてきましてね。未だに使い終わっていません笑
正規購入のルートでは週年慶あたりが一番安いのを学びましたがそうは言っても売値をほぼ下げないのでやっぱり日本に比べたらそこまで超絶なお得感はありません。そこで至った現在の答えは「蝦皮」です。
(蝦皮=シャピ とは、シンガポール発のネット通販プラットフォームです。メルカリShopsのような感じです。メルカリほど個人売り主には開放されていないように思いますが)
蝦皮では現地で買い付けて来たであろう商品を個人代行購入業者が販売しているので、割と安く手に入ります。でもモノによっては偽物もあるので注意です。
以上
台湾現地のお買い物事情の備忘録でした。