MCreatorの変数について解説してみる
この記事ではMCreatorの変数について、MCreator2023.4をベースに解説していきます。
1.変数とは?
MCreatorで複雑な動作(例:右クリックしたときに何かが起こる)を追加するにはプロシージャの追加が必要になります。
そんなプロシージャでは「変数」という便利なものを使うことができます!
変数にできること
数値や文字列のような値を保存する。
保存した値を取得する。または変更する。
2.変数を追加する
変数を追加するにはプロシージャの編集画面の右上の+をクリックします。
すると変数の設定画面がでてきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711265662370-eei1TretUj.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1711265896454-CTOIpyFbcl.png?width=1200)
変数を追加するには2つの項目を設定する必要があります。
変数名
変数には必ず名前が必要になります。また、他の変数と同じ名前をつけることはできません。
変数の種類
変数に保存できる値の種類を決めます。「number」であれば数値、「string」であれば文字列といった感じです。
3.変数を使う
変数を使うにはプロシージャリストの「カスタム変数」にあるプロシージャを使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1711269089132-ByNs9gzDPT.png?width=1200)
変数の値を設定・変更する
これは変数に新しい値を設定するときに使います。
左のリストから変数の名前を選択して、右の空欄に新しい値を設定します。
また、変数の種類によってプロシージャの色が異なります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711269097750-UYNqffOJec.png?width=1200)
変数の値を取得する
これは変数の値を取得するときに使います。
こちらも、変数の種類によってプロシージャの色が異なります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711269260000-4kCnkgHbZl.png?width=1200)
使用例を用意してみました。
数値型の変数「health」にエンティティの体力を設定する。
変数「health」に10を掛ける。
エンティティの体力を変数「health」に設定する。
そして、イベントトリガー「プレイヤーがエンティティに右クリックする」を設定しています。
これにより、右クリックしたエンティティの体力が10倍になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711416658238-45jJrGMRph.png?width=1200)
これで変数についての解説は以上となります。プロシージャで出来ることが格段に増えるので、上手く扱ってやりましょう!