リクルート、ベンチャー役員を経たワーママが転職活動で50社みてUbieに入った話 ー自分の鼻は自分でへし折ろうー
この記事はUbieCorporateアドベントカレンダー の23日目にエントリーしています!🎄🎄🎄
こんにちは!UbieのCorporate部門でHRやIPO準備室などを担当している榊和花です。あっという間に年末。Ubieには2022年1月に入社したため、もう1年経つ頃なので今更感ありつつ転職エントリ的に書いて見ます。
はじめまして
88年生まれ。主人と3歳の可愛い可愛い息子と穏やかな家族で暮らしております。早稲田を出て、リクルートでは人材系の営業を5年程やり、1年海外にいって、ベンチャーにジョイン。主にBiz全般をやり、29歳で執行役員、31歳で取締役に就任しました。
文字面で書くと、ちょっとクリーンでキラキラ風味ですね。
30代前半の人生の過ごし方、今がベスト?
前職では初めてのベンチャーでそれはそれは全力で、脳みそ99%仕事みたいな時間を過ごしていました。当時は徐々に部門兼務も広がり、最大40人位メンバーも持ち、かつとても良い大好きな仲間に恵まれて、社内での立ち位置も明瞭で、仕事も進めやすく、やりがいもとてもあり、幸せな恵まれた環境でした。
ただ、徐々に徐々に時間が経って、「想定できる内容の仕事を、自分の当時持っていた知識と経験を焼き増しして、こすってこすって働いている?」「20代後半30歳そこそこで役員とかついちゃって、調子乗ってない?」「メンバーに慕われて恵まれて、安全地帯で、誰にもNOと言われず、まさかとは思うけどぬるま湯にいる?なんか成長している???」心の奥でそんな声がしていることに気づき始めていました。
母になって、一時的に仕事をしない時期があったりすると、自分が今持っているもの、築き上げてきたものを手放したり壊したりすることを余計に恐れたり、踏み出す一歩が重くなるような自分もいたと思います。(ただ前職の社長が言ってくれた子供を産んだ時、絶対に仕事・キャリアにとっても良い事を連れてきてくれる!子は宝だよ〜!って言葉は本当。)
30代前半の人生の過ごし方、今がベスト?という問いへの答えは、「うーんまあYES(だって役員とかつけたし、仕事は一生懸命やってるし、家族はいるし幸せだし、私よく頑張ってるし)」と言い訳がましくなってきたので、はい!ちょっと鼻伸びてるね!ぬるま湯タイムおしまい!何もったいないことしてんの!ということで、自分の鼻は自分でへし折ることにしました。
転職活動50社
次のキャリアを考えた時の私の選社軸はこんな感じでした。(全部大事だけど、順番をつけるとしたら)
これは個人の趣味嗜好があると思いますが、私自身はよりアーリーステージから会社の地盤を作っていきたいな〜という思いがあり、シード・シリーズA位の会社を必須条件にしていました。知り合いに紹介頂いたり、エージェントさん相談したり、startupDBみて見たり、そうこうしている内に転職活動リストには約50社。元々情報は一旦網羅的に知りたいタイプなので、四隅埋めるように色々みて、選社軸と社名を並べてリストにして、各項目に◎◯×とかつけたりしていました。(僭越of僭越。あくまで自分にとってのね)
そうして「う〜ん」となっている中で、上記の選社軸のどれもを網羅している会社と出会い、さらに元リクの人も多く働くイメージもわき、かつ経営層のほとんどの方ともお話ししお声かけいただき、「ここだ!」と、99%受諾する気持ちにまで至っていました。ですが、その時並行して、何度か話を聞いていたUbieが何だか忘れられず、気になり、天秤がグラグラしはじめ、(Ubieは当時200名弱いて必須条件の人数規模がはまっていなかったので当初は真面目に考えていなかった)最終的に1ヶ月二者択一で悩みに悩んでUbieにジョインすることに決めました。
99%他社受諾からUbieへ
当時の私の選社軸に照らすと、Ubieは1つ目の10人とかの規模の会社という点だけ✖️で、それ以外の点は他の49社と比べても圧倒的と感じていました(今となっては手前味噌だし、あくまでも個人の感想です。)
その中で、めちゃくちゃ迷って最後の決め手になったのは2つ。
優秀な人がたくさんいること。
というのも、Ubieの採用資料を見ると、なんか強い、怖い、怖そう、外コン、イケイケベンチャー、有名エンジニア、医者、東大、なんか写真もしゅっとしてる、こっわ、感じ悪い怖い怖いが初めの印象でした。(失礼)面接過程で会う人も、すごいな〜うわよくこんな人達集めたな〜と。
ただはたまた自分の心の奥の声に気づきました。「ひよってない???」「安住寄りに流れようとしていない???」と聞こえてきました。さっきちょっと前のパラグラフで言ったばかりですが、「自分の鼻は自分でへし折る」んだよねと自問自答。一番バキバキに折れそうじゃない。向き合うことから逃げるのはやめましょうね自分。
オファー面談の阿部の一言。
とはいえ、正直に当時の私は最後の2択だった会社に気持ちが傾いていたので、「Ubieに行くのは10%くらいかな」と思いながら、オファー面談を受けました。阿部は画面越しでも声が大きくてお腹から声出てて、なんか画面から貞子みたに飛び出してきそうな気がして、「なんかちょっとイメージと違う〜〜」と思いつつ、ふとした会話の流れで、
「僕は、アフリカ15億人の健康寿命を10年伸ばしたら医者やったと言えますね〜ははは〜!」
会社の未来は社長の視座。宇宙から見ているような経営者が好きで即射抜かれました。そして、圧倒的事業規模。社会に与える影響。絶対に世界にあったほうがいいプロダクト。私の選社軸の概念が打ち崩されました。
それはそれは質素な日本橋の小さなオフィスから世界へ行く、日本のベンチャーから世界へ行く、最も厳しい道のり(=最も最高)はここだ、と思いました。
(※会社訪問した時に、元々のUbie情報から想定していた感じよりかなり質素な建物&オフィスで、そこも会社の思想が見えて好きでした。華美すぎず必要なものは全て揃っている。おしゃれオフィスも好きだけどさ!)
さて私の鼻はどうなったのか
無事に入社初日で私の鼻はしっかりぽっきり折れつつ、今もどうにかやっております。会社は学校じゃないですしね、自分の鼻なんて気にする暇あったら、事業が進む前だけをみよって感じですね!Ubieにジョインしてからの2022年めっちゃきつかったけど、最高の1年でした!やっぱりこうじゃなくちゃ〜
何が言いたかったかというと、
って心の声を塞いでる人がいたら、是非ちょっとでも動いてみることをオススメしますって事でした。なんか違ったとしても、戻れるだけ頑張ってきたはずだ。
We’re Hiring!
ちなみに、最後になりますが、Ubieは現在も採用活動を行っています。
私個人としては、Ubie入社したことが今年1の選択だったと思います。面白いです、優秀だと思っていた人は確かに優秀だけど怖くはなかったです。
是非ご興味持っていただけたら、Ubie管理部門でも絶賛募集中です。
一旦カジュアル面談に聞いてみたい方は、こちらから〜!
最後に長文駄文になりましたが、読んでいただきありがとうございました!
榊和花
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