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今年の振り返り 2018.11.01~2019.12.31

はじめに

はじめまして。
私は株式会社ルートゼロの森田和華です
note初投稿でかなり緊張していますがよろしくお願いします(^^)/

今回は私が全くの未経験から入社した2018年1月から今年の年末までの経験を記事にしてみることにしました

各種SNS等では新人、未経験エンジニアに対してのアドバイスがあふれています
ですが、なぜそれをするのかや、その人が実際にどんな生活を送ってきたかを知る機会はあまりないんじゃないかな?と思ったので
私は実際にどんな考えを持って、どんな行動、どういう仕事をしてきたか記すことにします
毎年更新する予定なので具体的なエンジニア像を知りたい人は
数年規模のキャリアケースの参考にしていただけるかなと思います。


【入社時】

スキル:ゼロ、プログラミングの自己学習どころかネットサーフィンがギリギリできるレベル
希望条件:自宅から通える範囲で、勉強できるならどこでもいい

すごく運が良かったのですが、1社目面談で未経験なのに開発要員として採用されました
(営業の方,所属SES会社ルートゼロが頑張ってくださったからで、おそらく私は会社に2,3か月利益を上げていなかったと思います)

面談で私が意識して伝えた内容
・今までプログラミングの勉強に着手できなかった理由
・やる気はかなりあるということ


【2018.11.01~12.31】~自己学習期間~

緊張しながら初めての現場へ。一つずつ教えてもらいながらPCのセットアップと開発環境を構築しました。
その後は現場の方にc,c++,c#を勉強しておいてくださいと指示をもらい現場の就業時間に独学でテキスト学習させてもらいました。
内容はテキストを読みながら写経するという方法です。
公式リファレンスも確認するよう言われていましたが、この頃は意味が分からずかみ砕いて書いてくれているブログなんかを見ることのほうが多かったです

この現場は自宅から2時間ずっと満員電車という立地だったので勉強時間を確保するためにこの現場にいる間、私は通勤に特急を利用していました。(もちろん交通費は最低限額なので一月2万円ほど自己負担です。)
土日は1日は勉強、1日は休暇をとりました。
・学んだこと
C,C++,C#の基礎

【2019.01.01~1.31】~テスト,補佐期間~

半月は先輩の指示通りに内容もよく分からずPerlの案件を手伝いました。
Perlとc系言語は全然違うんだなということしか分からなかったような記憶があります
その後半月は辞めてしまった人の代わりにテストケースを作成しテストを実施しました。
このころからルートゼロでのオンライン研修が始まりJavaの勉強を始めます。毎週業務外で講習を受講してgithub,gitを利用して課題を提出します。

・学んだこと
テストケースの考え方
batファイルの作成
コマンドプロンプトの利用
github,git

【2019.02.01~02.28】~開発1~

初めての開発に着手しました。
この時まだ人のソースを見たことがなかったこと,チーム開発ではなかったことが重なり、メイン関数が数千行のありえないプログラムを作ったのは今では笑い話です。
ありがたいことにこのころから積極的に取引先とのMTG(ミーティング)に参加させてもらいましたが、IT用語についての知識がなさ過ぎて内容が全然理解できなかったのは苦い思い出です。
せっかくのMTG内容が理解できないのはもったいないと感じたのでこのあたりから「基本情報技術者試験」の勉強を少しずつ始めました。

・学んだこと
コンソール(CUI)
メソッドパターン(ファクトリーパターン)
ファイル操作
Dictionary,foreach,List,インターフェイス
UML
リファクタリング
基本情報技術者

【2019.03.01~07.31】~開発2~

2回目の開発、チーム開発への初参加で人のソースを初めて見ました。これは本当に勉強になりました。
この開発は今まで触ったことがなかったWindowsフォームを使った開発だったので、プログラムが上から下に流れるという認識だった私はイベント駆動にかなり苦戦しました。
SQLもこの開発で初めて知りました、開発では何とか付け焼刃で実装しましたがきちんと勉強しないといけないなと思い最近学習中です。
仕様書が無かったり、残業が増えたり、厳しい言葉をかけられたり、正直この時期はしんどかったなという印象です。
ですが学んだことも多くこのあたりから公式リファレンスも読めるようになってきたり、調べればコーディングは何とかなるという自信がついてきた頃でもあります。

・学んだこと
Windowsフォーム,イベントの動き
SQL基礎
トランザクション
デバッグ

【2019.08.01~12.31】~開発3~

このタイミングで現場が変わります。単価も少し上がって嬉しかったのと、プログラミングは出来る前提という立場に変わって気が引き締まりました。

スキル:c#は開発経験あり、C,C++は業務レベルではない。
希望条件:残業が多すぎるのは嫌

面談で私が意識して伝えた内容
・出来ることと出来ないことをはっきり伝えた
・やる気はかなりあるということ

この開発では通信が関わる,30以上のプログラムが関与するシステムだったので、開発中デバッグが出来ないという環境が一番大変でした。
データの中身を確認しながら勉強しながら開発してきていたので、テスト期間に入るまではすごく不安でしたし
テスト開始後も自分が開発していない箇所のバグの改修依頼をもらってソースコードだけ見て原因を見つけ改修するということに苦労しました。
この頃から公式リファレンスの方が分かりやすいなと思うようになってそちらを優先的に見るようにしているのですが
最近は日本語訳されていない項目を読まなければならないことも増えてきて英語学習が必要だなと感じています。

ちなみに11.14からはTwitterで募集されていたプロサーというプログラミング学習サークルに参加してPHP,HTML,SQL,Linuxについて学習中です
独学ではoracle DataBaseの勉強を始めました

・学んだこと
マルチスレッド、マルチプロセス
デリゲート
電文,TCP/IP,ソケット
メッセージマップ,WinAPI
リトルエンディアン,ビッグエンディアン
ログ確認
PHP
HTML
SQL
Linux
Vim
oracle DataBase

最後に

基本的に出来るようになったことについては振り返らない性格なので
こうして1年を振り返ると
あー、私こんなにいろんなこと出来るようになったんだなってちょっとうれしいですね(^^♪
個人的には開発2、開発3の時にめちゃめちゃ成長したと思います。やっぱり実践はかなり成長しますね

こうしたほうが良いとかアドバイスはそれぞれの環境によってかなり変わってくる要素だと思います。私自身も「基本情報技術者」の勉強なんてそんなのいらないというアドバイスをしてくれる人もたくさんいました。
でも、私は実際に自分で必要だと感じて勉強を始めて業務でもMTGでもかなり役立っていると感じています。
自分に必要なことはたくさんのアドバイス、いろんな事実とキャリアケースを考慮して自分で判断していくこのスタンスはしばらく続けていきたいなと思います。
この記事がキャリアケースやSESってこんな感じなんだという
皆さんの参考資料の一つにでもなれば幸いです

では良いお年を!

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