【作品解説】静寂
こんにちは、狐瓜です。
今回はジョウケイドット「静寂」の解説をしていきます！
※内容はFANBOXで投稿したものとだいたい同じです。ちょっと修正箇所があります。
静寂
波の音だけが響き渡る世界で、彼女は何を思うか。
▼ 差分
これまでは最も上に夜の暗さを表現するためのレイヤーを用意していたのですが、今回は結合してしまったようなので差分はありません。
場面について
前々回、前回に引き続き時間帯が夜の作品となってしまいました。特に意識はしていません。思いついたのが全て夜が舞台だっただけです。
時間軸は特に決まっていません。もしストーリーを書くとしたらCTW本編第一部開始前になります。
ちなみに場所は本編最終章で訪れることになる世界の城(ラストダンジョン)です。なお、特殊な立ち位置ではありますが彼女はラスボスではありません。
登場人物について
元ラーミナ特殊部隊のメンバーで殉職したとされている女性。
現在は何らかの使命を背負って動いている。その影響か、生きていた時の姿と変わりない。ただ一点、その紅の瞳を除いては。
前回の「夜中だけのおはなし」に登場した幽霊さんことディールも彼女の同僚です。よく見ると服装が同じ夏仕様の軍服となっています。
現在の絵柄を生み出したあと試作品として描いた作品に描かれているのも、すでに公開済みの本編第一部の最も最初に出てくる白いポンチョを被った女性も彼女です。
※本編リメイク前は白いローブを身にまとっていました。
▼ 登場シーンはこちら
こだわりポイント集
POINT 1 偶然生まれたキラキラの夜空
これはこだわりに含めていいのでしょうか……？
ジョウケイドットは基本的にPCのAsespriteで描いていまして、そのバケツツールにグラデーションバケツがあります。プリセットから良さげなものを選んでペタっとしたら、2色だけで構成された良さげめな夜空が偶然できてしまいました。
そこへ星や月を書き足して今の夜空となっています。
また海には月明かりを描いているのですが、スピカで9割ほど隠れています。4pxだけ見ることができます。
POINT2 色による描写
2023年9月現在までに投稿されたジョウケイドットの中でもっとも色を使っていない作品となっています。45色ぐらいだったかな……?
灰色に何とも言えない紺色と全体的にどんよりとした・スッキリとしない色合いとなっています。これはリード文と併せて彼女の迷いを描写すると共に、生きているとも死んでいるともいえない状態を表すために色をそうしています。
今回はここまで！
次回は「雨宿り、ふたりぼっちの教室で」の解説を行います！