体験019【辞は達するのみ】この記事は読まなくてもいいけど、この言葉だけは覚えておいてほしい!
「辞は達するのみ」
…孔子の言葉だそうです。
「辞」とは、何かをやめることではなく、言葉のこと。
開会の辞とか、辞令とかの辞ですね。
「達する」とは、誰かに届くということ。
言葉は、誰かに届くためだけに存在する。
言葉は、誰かにその意味や思いが伝わって初めて意味がある。
そういう意味の格言です。
12月2日〜3日、マーケティング塾の上位コースであるエクスマレプリカンズの最終合宿でした。
その最初に講師の藤村先生から教わった言葉です。
言葉というのは、相手に届いて伝わるためにあって、発しただけでは意味がない。
相手に伝わらなかったら、それは存在しないのと同じ。
これは座右の銘にしても良いかと思うぐらいの格言だと感じました。
(座右の銘にする!と断言しないのは、藤村先生から教わった大切な言葉が多すぎて決められないので…汗)
伝えたいことが多ければ多いほど、
伝えたいことが複雑であればあるほど、
伝え方っていうのはしっかり考えないとダメですね。
レプリカンズを受講し、特にそれを学ばせてもらったと思っています。
僕が考える『伝える』ときに大切なことは
① できるだけ短く
(ダラダラ長いだけの話や文章は相手の集中力が続かない。校長先生の話みたいなこと。)
② できるだけ簡単な言葉で
(専門用語や横文字を多用しない。相手もその言葉の意味を知っているとは限らない。カッコつけて多用しすぎるのは逆にカッコ悪い。)
③ 気持ちを込めて
(特に話す時に。抑揚がなく平坦な語り口は、相手の眠気を誘う。ある意味役者になった気分で、特に伝えたいことや重要なことは強調する。)
といったことです。
簡単なようで、実はけっこう出来ていないもんだなーとの気づきが何回あったことか!
プレゼンをする時、商品説明を書く時、長いメールを打つ時など、特に気をつけたいと思います。
ここまで読んでくれた方に、しっかり言いたいことが伝わっていますように…!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
若山 倫(ワカ)
株式会社クレハトレーディング 食品包装部