春分からの宙予報「挑戦の一年。未来を見据え、自分を育てよう! 」
今年も春分がやってきました!
占星術では春分が起点になるので、今日は新年の幕開けになります。
これから一年、また頑張っていきましょうね。
さてさて、春分といえば、気になるのは春分図。
春分図は、新しい年が始まった瞬間のチャートですから、これからの一年、特に最初の3か月の様子や指針が刻印されています。
今年も気になることがたくさん、お伝えしたいこともいっぱいあるのですが、いっぱいお伝えすると逆に大切なことが伝わらなくなってしまいそうなので、今回は私が特に注目していることに絞って、書き記しておきたいと思います。
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では、2022年春分からの一年に意識しておくべきキーワードからお伝えいたします。
「未来を見据えて、今あるものを育てていくこと!」
こんな厳しい社会情勢の中で、「明けない夜はない」なんて言ったって気休めにしかならないし、希望的観測でポジティブなことしか受発信しないのも、いざという時に役に立たない。
なんて思うのですが、こんなことを書くと、ますます物騒なことが起こりそうな感じがしますよね。でも、何が起こるかわからないのが世の常。古今東西、世界からウイルスや紛争がなくなったことはないし、地震大国日本は、大きな地震、噴火のリスクをたっぷり抱えています。
「これからどうなるか?」と心配するよりも、これからどうなったってやっていけるだけの力を、今からでもつけていくしかないのです。
まあ、天体の動きから見ても、数年前から社会、経済情勢が冷え込んでいく下落のサイクルに入っていますし、時代が移り変わる大きな大きなサイクルの方も、新時代への移行期間に入っていますから、早く平穏を取り戻したいと願うよりは、歴史の目撃者として、変わりゆく時の中をしなやかに生き抜けるようになっていくことが大事なように感じています。
世の中には、星占いの話なんてあてにならないと思っている人もいるかもしれませんが、岸田総理がダボス会議で「グレートリセットの先の世界を…」なんてスピーチをするぐらいですから、まあ、そういうことなんです。
そんなご時世ですから、即戦力になり、食いっぱぐれないだけの技術や力、田畑があればいいのですが、そうはいっても、これから何が即戦力になるのかもわからない。岸田総理がダボス会議でスピーチした、これからのための具体的な取組も(一般人には?)ちょっとわかりずらい。
ということで、今回の春分図に印されているASC射手座、2、3ハウスの強調が意味するところは、まずはやっぱり、今持っているものや、既にあるものを、未来を見据えて育てていくしかないようなのです。
これは、今までもしつこく書いてきたので「また同じ話か…」と思われるかもしれませんが、結局のところ人間は、どんなへなちょこな自分でも、自分に出来ることで生きていくしかないし、自分ではどうにも出来ないことは人に頼るしかないのです。
なので、これからの一年は、先々をリサーチしながら、時間やお金は自分育成のために投資して、ずっと気になりながらも避けてきたことがあるなら、勇気を出して取り組み、弱点を克服するために挑戦をしていくことが大事。
それから、人に頼るのが苦手な人は、頼れる人、頼りやすい関係性を作っておくことも必要になります。これは昨年の課題でしたが、出来ていなければ今年こそは、弱点の攻略を。まずは、もっと周りを見回してみましょう。
人に左右されやすい人は、自分の意見を信頼することがものすごーく大事な一年になりますので、心に留めておいてくださいね!
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ちょうど先日、息子のサッカーチームでも、「この春から上級生の人数が減るために、下級生と合わせたチーム構成を考えている」と監督が話していました。これからは、こうした”今あるもので、なんとかしていかなければならない”という状況が、あらゆるところで起きてくると考えられます。
これは、資源なし、武力なし、外交カードなしの日本国に課せられた問題でもありますが、春分図は日本に住む全ての人が対象になりますから、私達一人一人、大人も、子供も、みんなが向き合っていかなければいけない課題になります。
せっかくなので、先日、監督が話してくれたことを書き記しておきます。今あるものだけでなんとかしなければいけなくなった時、自分のボーダーを越えていかなければいけない時、ぜひ思い出してみてください。
『上級生のチームに下級生が入るということは、下の子達は、自分より格上の相手と対戦することになります。相当苦しい試合が続くでしょう。きっと、負けてばかりでボロボロになると思います。リーグも下のランクに落ちると覚悟しています。でも、それでも必ず得るものがあるはずです。来年、同級生と戦うことになった時、この一年の努力が結果となっていきますから、ぜひ頑張って欲しいと願っています。努力が報われるとは限らないけれど、未来を見据えてやっていけば、必ず自分に返ってきます。』
そうなんです。そういうことなんです。
今あるものだけで勝負していかなければいけないのが、今年の課題なのです。
今すぐ結果が出なくても、ぜんぜん勝てなくも、未来を見据えて、自分を信じて挑み続けていけば、来年の今ごろは、たとえどんなことが起ころうとも、相手がだれであろうとも、臨機応変に対応できる力が身についていることを実感出来るでしょう。
そんな一年ですから、自分を信じ過ぎて、全力で他者を非難する人も多く出てくると思います。もちろん、自分を信じることも大事ですが、正義を振りかざして挑んでくる人には注意が必要です。自分もそうならないように気をつけましょうね。
自分がしたことは、必ず自分に返ってくる。
これ、私も肝に銘じておきたいと思います。
それでは、
チャレンジの一年を踏み出していきましょう!