今週の宙予報「体験に勝るものはないが、人との会話にはヒントがある!」
嫌なことが起きると「嫌だな」と思う。
なんで自分が…とか、
どうしてあの人は…とか、
ふざけんなよ…とか、
すぐに切り替えができればいいけれど、なかなかそうもいかないことってあると思います。
私もようやく、嫌な体験には「学ぶべきことがある」と考えられるようになりましたが、そこに行き着くまでかなり迷走したものです。
なんて言いつつ、未だに迷走しちゃうこともありますけど…
でも、こうしたことも貴重な体験。
嫌なことも、悩むことも、腹が立つこともないようでは、人の痛みも知らぬまま、相手を思いやる気持ちも持てなくなってしまうでしょう。
それに、嫌なことがあるからこそ、スイッチが入ったり、気持ちが不安定になるからこそ、自分の偏りを知れたり、不快な刺激が伴う体験は、自分を成長させるきっかけでもあります。
太陽系の天体は、それぞれの公転・自転、天体間の重力バランスを維持しながら規則正しく動き続けていますから、太陽系に住んでいる私たちも、規則正しく、バランスよく動いていればスムーズに進んでいくわけですが、人間には、気分や感情、考え方に偏りがあって、なかなかそうもいきません。そうした偏りやアンバランスに気づく手がかりが、「嫌な体験」にはあるのです。
さて、また前置きが長くなってしまいましたが、今回お伝えしたいことは、
どんな体験も大切だということ。
良いことも、嫌なことも、自分を知り、他者と共に生きるためには必要なのです。
「嫌なこと」なんてすぐに忘れてしまえればいいけれど、そうもいかないから、気持ちを切り替える方法がたくさん出回っていて、そうもいかないから、私もこうして自分に言い聞かせながら書いているのですが、視点を変えてみると、そこには大切な意味があるんですよね。
私も久しぶりに「あ〜嫌だ!嫌だ!」と思うことがありましたが、しみじみ感じたのは、話せる人がいることのありがたみと、人の話を聞いてあげることの大切さ。そして、こうした体験があるからこそ、日頃軽んじていることに気づけるのだとあらためて実感した次第です。
とはいえ、やっぱり嫌なことは嫌ですよ。
だって人間だもの。
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さてさて、週が明けて2/15になると、水星が山羊座から水瓶座へと移動することによって、これまでのギュッと詰まった感じに隙間ができてきます。
このところ集中して目の前のことに取り組まなければいけなかった人は、気分が軽くなるような展開に変わっていったり、ずっと頭を悩ませていたことがあった人は、違う視点から見ることで気持ちを切り替えられたり、空気の軽さや、気分が解放されるのを体感できるようになっていきます。
人と話す機会を持つと、自分の方向性や力の使い方がクリアになりやすい時なので、なるべく色々な人と話して、多様な意見を取り込むように意識してみるといいでしょう。
また、プレッシャーや支配下にあったなら、これまで背負ってきた肩の荷を下ろし、少し未来の方を見渡せるようになっていくタイミングでもあります。人との交流を楽しみ、行きたかった場所に行き、ずっと息をつめて溜め込んできたものを吐き出してくださいね。頭に新しい空気や情報を取り込むことで、これからに向けて思考が動きはじめます。
まだまだ寒い日は続きますが、春は着実に近づいてきています。前を見据えて、新たなシーズンに向けて準備していきましょう。
それでは、良き週になりますように!