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今週の宙予報「春は新しい一年のはじまり!今年は何を育てますか?」

春分も過ぎ、桜も咲き、今年も春がきましたね。

起承転結の「起」のタイミングにあたる春は、まだ未来が真っ白。動き出したくてそわそわするけど、先行きが見えなくて不安もいっぱいの時期です。

作家の井上靖氏が大切にされていた「養之如春」という漢書の言葉にも、「もの事を為すには、春の陽光が植物を育てるように、あせらず時間をかけてゆっくりと育てるべきである。」といった意味がありますが、これからのことが不安になったり、焦ったりする時は、「新しい一年も時間をかけてじっくりと大事に育てていく」という気持ちを持つといいでしょう。

ちなみにこの言葉には前があって、「涵之如海 養之如春」と続きます。

これは、「学問や見識は、海のように広い文化的教養にたっぷり涵らせ、春の陽ざしが万物を育てるように、焦らず、じっくり養っていきましょう。」という意味になります。

新しい一年が始まったばかりの今なら、「これまでの見識の中から、これから育てていきたいことを汲み上げて、じっくり養っていきましょう。」と言った感じかな。

まずはこれまでやってきたことや、昨年の冬至頃から思っていたことの中から、今年は何を育てていきたいか探ってみてくださいね。

養之如春(これを養う春の如し)
何事であれ、もの事を為すには、春の陽光が植物を育てるように為すべきだという意味である。“これを養う”の“これ”には何を当てはめてもいい。子供を育てることも、愛情を育てることも、仕事を完成することも、病気を癒すことも、みな確かに、あせらず、時間をかけてゆっくりと、春の光が植物を育てる、その育て方に学ぶべきなのである。 井上靖

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さて、今週は、太陽、金星が牡羊座。水星が魚座。土星、天王星の影響から、やる気はみなぎってくるけど、頭がついてこない。目の前にやらなきゃいけないことがあるけど、他のことが気になる(ボンヤリする)。そんな感じの、気持ちと頭が連動しない週です。

いっそのこと、やらなきゃいけない使役や義務より、気になること、やりたいこと、考えたいことに取り組んだ方が、思いっきり集中出来てインスピレーションも冴えます。できるならそうしてみてくださいね。

新しい方向性に変えていくことや、大きな枠組みを組み替えるには良い時なので、これからやりたいことや、育てていきたいものがあるなら、そちらに思い切ってシフトしていくのもいでしょう。

また、春分からは陰陽の「陽」のエネルギーが強くなっているので、眠れない、働き過ぎてしまう、胃が痛むという場合は、寝る、休む、食べるを意識して調整しましょう。

ではでは、良き週になりますように!


春分からの新しい一年のヒントはこちらです↓





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