まもなく春分。全力で失敗したっていい、うまくいかないことを恐れずに前へ進んでいこう!
ここ最近、「うまく伝えられなくて困っている」という話がたくさん耳に入る。
言いたいことが言えない、断りたくてもたくても断れない、それから、娘や息子が言わなきゃいけないことが言えなくて心配している、なんて話もいくつか聞いた。
そんな気持ち、わからなくもない。
私なんて物心ついた頃には、既にそんなことを考えていたような気がする。言うべきことは言った方がいいとか、嫌なことはちゃんと断るべきだとか、そんなことわかっている。でも、それが出来ないから困っちゃってるんだよね。。
それにしても、ちょっと気になる。
こうした話はよくあるけれど、立て続けに似たような話を聞くと好奇心がムズムズ。つい天体の配置を思い浮かべてしまう。
先日も友人達のお悩みをたっぷり聞いた帰り道、今がどんな時なのか、気になって空を見上げてしまった。
そうしたら空にこんな言葉が現れた。
全力の失敗ができたなら、成功なんて飛び超える。
なるほど。
やっぱり空にはヒントがあった。
失敗しちゃいけないと思って縮こまっていると、うまくいかない。
そうだ、そうだよ。
火星が双子座を運行中だったこれまでは、うまくいかないことを気にするよりも、トライアンドエラーが大事だったんだよね。
いつもながら、さすがルミネの広告!
リスクを取らないと得るものは少ない。
やりたいことはやり、言うべきことは言い、断りたいことは断ること。そうしないといつまで経ってもそれに縛られて、そこを飛び越えられない。
苦手な人に合わせたり、イヤなことを避けたり、同じパターンを繰り返すばかりでも、いつまでたっても上手くやれるようにならない。
避けることに労力を使っていると、つまらないことで疲れて、本当にやりたいことの方に気持ちが向かなくなってしまうこともある。
そうして良い時がくるのを待ち、悪い時が終わるのを待ち、そんな待ってばかりの人生は嫌だな。
失敗したらやり直せばいいだけのこと。
私たちは、『失敗しないようにしなくてはいけない』と思い込みすぎているのも気になる。
これって、子育てに起因しているのかもしれないけど、エジソンも「失敗するほど成功に近づく!」と言っていたように、失敗しないと色々な視点から見たり、他の方法を考えてみることも出来るようにならない。
我が子が人生を失敗しないようにしたいとか、みんなと違う行動をしないようにして欲しいとか、そんな気持もわからなくはないけど、親心って罪だよね。。
☆
さてと、来週は春分。
占星術では、春分から新しい年が始まるので、今は1年の締めくくり。せっかくなので、この週末は1年を振り返っておくといいでしょう。
特に見直しておきたいのは、どんな挑戦ができたか。
2022年の春分図は、アセンダントが射手座で、2、3ハウスが強調されていたので、この1年は、自分が持っているものを使って、未来のために新しい挑戦をすることがすごく大事でした。
そのために、持っているモノの使い方を工夫したり、身体をより良く使うためのケアをしたり、これまでの自分を越えられたかどうかもポイント。
挑戦というと壮大なイメージがあるけれど、エベレストに登ることや、ワールドカップに出ることばかりではなく、どんな小さなチャレンジだって挑戦。今まで避けてきたことをやるのも、言いにくいことを言い出すのも、断れないことを断るのだって挑戦。
小学生なら、授業中に「トイレに行きます!」って言うことが大挑戦ってこともあるしね。
ここ最近は、言いたいことが言えなくて困っている人の話をたくさん耳にしているけど、この1年、言葉を発する努力をしていた人も、私は見て知っている。
おそるおそる頑張る姿と、飛び越えた時の朗らかな笑顔は、遠目から見ていても勇気をもらったものです。
今の自分が、昨年の自分とほんのちょっとでも違っているなら、頑張ってきた自分をしっかりと労ってあげましょう。
2023年の春分からは、失敗を恐れずに前へ進んでいくことが、さらに大事になっていきます。
今まで頑張ってきた人も、これからの人も、全力で失敗することができるぐらいの勇気を持っていれば、新しい一年も飛び越えていけるはず。
さあ、いよいよ新しい一年が始まります!
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