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voice_miwa0401
自分だって「在り方を正す時がきている」ということに気づけているだろうか?
なんだか、おかしな世の中だ。
会ったこともない人々のニュースは気になるのに、目の前にいる人のことは気にならない人が多い。
なぜなんだろう?
一昨日も、白杖を持った人が信号を渡れないでいたが、みんなスル-していて驚いた。
私は横断歩道の反対側にいたので、気づいて声をかけた時には、もう信号が赤に変わる間際になっていて、なんだか申し訳なく思った。
信号を渡り切るまで見守りながら、どうして近くにいた人達は、声をかけてあげなかったのかと考えてしまった。被災地ボランティアに行くのではなく、すぐそこにいる人に「青ですよ」と一声かけるだけなのに。なんだかな…
その夜、息子に「君ならどうする?」と聞いてみると、「声をかけるに決まってる。そんなの当たり前だ!」という答えが返ってきてホッとした。
私の当たり前が、みんなの当たり前だとは思っていないが、立ち止まっている人がいたら、ちょっと気にかけてあげるのが当たり前の世の中になるよう切に願う。
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最近、テレビ業界が大騒ぎになっているが、社会で起きていることと私たちは無関係じゃない。
こうした騒動のたびに、裏で国民に都合の悪い法案が取り決められているという話も聞くけれど、裏だろうと、表だろうと、自分が認識している世界で起きているということは、どれも自分ごとには違いない。
ニュースを見ながら、「いよいよ企業も在り方を正し、人間を大切にしないといけない時代がきたな。」なんて他人事のように思ったけど、テレビのこちら側の私たちだって、自らの在り方を正し、周囲の人々のことも大切にしていかなければいけない、ということだ。
色々思うことはあるが、まずは人を非難する前に、自分を律していこうと思う。