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生きづらさは、特性と環境のアンマッチから生まれる。

さて、今月の心理占星術子育て研究会のテーマは発達障害について。

その道のプロではない私たちには、診断することも出来ないし、専門的な支援アドバイスも難しい。私などは、どんな状態がグレーなのかもよくわかっていないので、みんなそれぞれ何かしらあって、完全完璧「真っ白」な人はいないと思っている。

知りもしないで偉そうなことは言えないけれど、それでも、親子の個々の特性と、環境のアンマッチから生じる「生き辛さ」を読み解いていくことで、関わり方を変えたり、環境を見直したり、視野を広げて物ごとの見方を変えていくヒントをお伝えすることは出来るかもしれない。。

一昨日は、そんなことを思いながらチャートを読ませていただいた。


宙から見れば、障害や健常という区分けはないので、その時々で起こる問題や難しさは、個々が持つ「特性」と、時、場所、取り巻く人々といった「環境」との不和によって生じると捉えられる。

人を白黒グレーと色分けして問題化したり、長所短所を特別視するよりも、まずは、その子にどんな環境が合うのか、環境に合わせるために何をするべきなのか、どうやって生きやすい環境を整えいくかを検討していくことの方が必要ではないか、、

今回はそんな話が出ていた。




それにしても、このところは政治もわちゃわちゃ大騒ぎになっているが、私たちが生きるためには、健全な環境が大事だとつくづく感じる。

子供も大人も、障害があってもなくても、どんな仕事や肩書を持っていても、理解者がいない、安心できる場所がない、やりたいことがやれない、自分のやり方が批判されるばかりの環境の中では、生き辛くてしょうがない。

私達は、つい色々な情報に惑わされて「何かしなければいけない」と考えてしまうけれど、まずは、身の回りの環境作りを蔑ろにしてはいけないと思う。


これは子どもの達の未来を考える上でも大事なことで、健全な環境を与えてあげることが必要だし、子ども自身が、自ら生きやすい環境を作りだしていけるような力を養えるように、サポート側に回ることも重要。

子供の挑戦の機会を潰さないこと、やりたくないことでもやっていく訓練をすること、人を頼ったり、受け入れたりする手本をを見せること、、考えてみれば日常を見直すだけでも、環境を整えるためにやるべきことは色々ある。

けれど、こうした事は大人だって完璧に出来ている人はあまりいないような。。

一番必要なのは、親の覚悟かもしれないな。




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