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「青年よ、自らが描いた地図を行け!」上手く進めないなら書き直しちゃえ!!
三連休は、我が家のメンバーがそれぞれの予定で出払った為に久しぶりのフリータイム。のんびりとテレビや映画を見ていると、局もジャンルも違ういくつかの番組で何回も同じ言葉が繰り返されていることに気付いた。
「人と同じことをしていてはダメ」
この言葉は今の宙模様とマッチしてはいるけど、偶然なのか?流行なのか?それとも意図して入れ込まれているサブリミナル的なもの?もしそうなら誰の意図なのだろうか。。。?
なんて考えていたら、子ども時代に友達とした『地図ごっこ』を思い出した。
『人と同じことしてちゃダメ』なんて言われると、新しいことを考えなくちゃいけないと思うけどそうじゃない。『自分だけの』はもう既に自分が持っているものの中にある。
『自分だけの』がわからないと思っている人は、もしかしたら何故か今でもよく覚えている、こうした小さな頃の記憶の中にそれはあるかもしれない。
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『地図ごっこ』は、私と友人が考え出した遊びで、紙に一本の線をグネグネと適当に書き、それを地図に見立てて家の中を探検して歩くというもの。
しかし『頭の中で思い描いたことを、そのまま現実の世界でやってみる』のはなかなか難しく、スタートしてすぐにタンスやソファー、壁などの障害が立ちはだかるので友人はすぐにギブアップ。
私もソファーをよじ登りテーブルの下にもぐって奮闘したものの、とうとう退かすことの出来ない壁にぶち当たってしまい、ゴールにたどり着く前にやむを得ず断念した。
今どきの子どものように週5日習い事をするのが当たり前ではない時代のこと、毎日色々な遊びをしていた。そんな中でたった一度しかしていないのにこの遊びは何故か今でもよく覚えている。
あの時の部屋の様子、明るさ、思いついた時のワクワクした気持ち、ああダメだって悔しさ。。。懐かしい。
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自分が思い描く地図を進んでいくには、壁や障害を乗り越えるために現実的なサイズに合わせなければならないこともある。
だから地図なんて何回でも書き直せばよい。
と私は思う。
ちなみに、息子ならこうするそう。
「壁にぶち当たったらどうするかって?オレなら寄り道する、でそのままどこか行っちゃう」だって。
まあ違う道を見つけられたなら、それもいいね。