「なんでもいい」は、もうやめよう。
「思いが現実化するスピードが加速している!」
な〜んて話を、最近やたらと見聞きするのですが、そんな感じありますか?
思いがビュンビュン叶うなんて、願ってもないことだけど、前より早くなっている?
まあ、どの話もよくよく聞いてみると、「思いは叶う→実行すれば!」「現実化が加速している→行動すれば!」というオチがあるので、時代が変わろうが、次元が変わろうが、やっぱり思ってるだけじゃ叶わないというのが落としどころ。
欲しいものがあれば携帯でポチッと買える、知りたいことがあればすぐに沢山の情報にアクセスできる。そんな時代ですから、思ったことが目の前に現れるスピードは、確かに格段に早くなりましたが、まだまだ叶えたいことがあるなら、文字にして、言葉にして、身体を動かすことが不可欠なんですね。
なるほど。。
ならば、思ったことを言ったり、やったり、行動に移せばいいだけ。だとしても、思っても行動できないこともあるし、自分が何を望んでいるのかわからないこともあるし、、なかなか思うようにはいかないものです。
思ったことを現実化させるには、まずは、自分が思っていることを自覚して、言語化させることから。
ということで、火星も獅子座に入ったことだし、我が家では「なんでもいい」をやめて、自分の望みを言葉にするトレーニングを始めました。
この「なんでもいい」は、「夜ご飯、何にする?」と聞いた時の、あの「なんでもいい~」という返事のこと。人によっては、「なんでもいい」が思いやりということもあるかもしれませんが、考えることが面倒な時に放つ「なんでもいい」は、ちょっとね。。
食べたいものを伝えたら、目の前にそれが出てくるなんて、まさに”思いが現実化する現象”そのものですから、自分が何を食べたいのかを、ちゃんと考え、ちゃんと言葉にして、ちゃんと食べたい物を食べる、を繰り返していけば、”思いを叶える筋”も鍛えられると思うのです。
逆に、「なんでもいい」と言えば、なんでもいいものが出てくることもあるわけですが、それもまた願い通り。「なんでもいい」って言っておきながら、出された料理に「これキライ」「これあまり食べたくない」「これお昼に食べた」なんて言い出したりしたら、もうねぇ、、自業自得の迷惑行為ですよ。
まあ、どのぐらい効果があるかわかりませんが、「なんでもいいはダメ」と言い続けていたら、家族がちゃんと考えて答えてくれるようになってきたので、”思いを言語化するトレ-ニング”の効き目は、少なからずあるようです。
食べたいものを食べることで、思いを叶えるために必要な力も身につくとしたら、やっぱり食事って大事ですね。
これぞまさに食育!