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恥ずかしがり屋の長所

こんばんは。「sensei☺︎」です。
保育教諭10年目。
先生っていう仕事はめちゃくちゃおもしろい!

いつでも柔らかい心で、子どもとともに自分もどんどん成長したい!そんな私が日々考えさせられたこと、学んだことを記したnoteです。



「私ってどんな子どもでしたか?」と
卒園児のRちゃんからインタビューを受け、

友達や先生とイキイキと遊ぶ姿もある一方で
恥ずかしがり屋さんの一面もあったよって本人にも伝えました。

きっとRちゃんも自覚しているだろうし、
それを言わないのもなんかウソっぽいなと思って
言葉にして本人に話してみたんです。正直に。


けど、家に帰って考えていたら
「恥ずかしがり屋って自分の悪いところって思ってたらどうしよう〜〜〜」と急にモヤモヤしてきて

【恥ずかしがり屋 長所】

と調べると、、
恥ずかしがりは悪いことではない
とぼんやりと考えていたことが
はっきりと言語化されていました。


“恥ずかしがり屋さんの長所”
①周りの様子を見て考えて行動することができる
②相手の表情などから気持ちを察することができる
③聞き上手で人との仲が深まりやすい
④集団の中で調和をとることができる

など、たくさんありました!


私はこの物の捉え方って本当に大切だと思っていて
関わる大人のマインドセットによって
子どもの受け取り方は本当に紙一重なんですよね。

こども園みたいな集団生活の場では尚更。


例えば、先生が

「A君はやんちゃすぎるから、もうすこし落ち着いた方がいい」

と思っているか

「A君はエネルギーがいっぱいあるから、いろんなことに挑戦できそう!クラスの中ではみんなをリードしてもらおう!」

と思っているかで
A君の育ちは全然ちがうものになりますね。

後者だと、きっとA君は
自分のもつ力を存分に発揮し伸ばすことができ、
クラスみんなのために何ができるか
自然と視野を広げ、考えて行動するようになります。A君のハツラツとした姿が思い浮かびますね。


卒園児Rちゃんからのインタビューをきっかけに
「恥ずかしがり屋も良いよ」ってことを
明確な言葉で表せるようになりました。
(もちろん後日Rちゃんにも伝えました。)

こうして先生も日々勉強を重ねています。

先生がいろいろな見方をもつことで
子どもたちの力が十分に発揮できると思うと
先生は「誰かのために 学んでいる」
本当に尊い仕事だなぁと感じます。


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