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【5ヶ月】メルボルンでも踏んだり蹴ったり。頑張りつづけられない自分が嫌になる。

今日で渡豪してちょうど5ヶ月。
ついに折り返し地点目前。
シドニー、ガトン(ブリスベンが最寄り都市の田舎町)と移動して、
1週間前にメルボルンにたどり着いた。

まずは、ここまでの5ヶ月間、本当にお疲れさまでした!と、心から自分自身に言いたい。
最初の1ヶ月が3ヶ月のように感じ、3ヶ月経った頃には半年のように感じ、5ヶ月経った今はもう1年滞在しているんじゃないかと錯覚するほど日々が濃厚で、シドニーの記憶ははるか彼方、昔のことのよう。

まだ到着して1週間だけど、メルボルンはすごく住み心地の良さそうだと感じる。シドニー生活が私にとってはあまりにも窮屈だったから、またシティの生活は窮屈に感じてしまうのかなって、正直期待は低かった。
だけど、ヨーロッパ風の建物や、その間を走っていくトラムのカーンという発車音、たくさんの木々に囲まれて木漏れ日が心地よい広い道。どこを切り取っても美しく、シャッターを押す手が止まらない。
ここまで州を跨いでの移動だけでなく、細々と何度も家を変えていたから、もう移動はうんざり。ケアンズにも住んでみたいと思っていたけれど、帰国までの約半年はこの街に身をうずめていそうだ。

ここからの私のミッションは、
「仕事を見つけて、ここで得たお金でここで暮らすこと」。

ワーホリをやっている人の多くは到着して間もなくで達成していることだろう。
だけど、私は渡豪半年を目前にしてようやくのチャレンジ。
まずその前に、ここまでの5ヶ月間、物価の高いオーストラリアという土地でほとんどを日本で貯めたお金で暮らしてこれた自分を褒めたい。ファームジョブを2ヶ月やったとは言え、毎日仕事があったわけではないから収入が少なく、ガトンではプラマイゼロの生活だった。
正直、渡豪前からお金の心配は尽きなかったけれど、まさか5ヶ月も余裕を持って生活できるとは思っていなかった。
日本でバチバチに働き、ボーナスもほとんどを貯金にまわしていた私、まじでありがとう。

語学学校やらファームジョブやらの先にやるべきことをやっと終えて、これからは本当のフリー。これまでの人生でこんなにもお金のことを考えて、節約した生活をしたことはない。
ワーホリ中の人からよく聞く話だが、仕事探しはなかなかに上手くいくものではない。
探し始めて1週間だから、まだまだ気長に待つべき身なのかもしれないけれど、レジュメを配っては見返し、過不足を調整する。自分のやり方が合っているのかどうかも分からない。

それでも家探しは進めなくちゃいけない。
メルボルンに来る前から候補をピックアップし、到着翌日に内見できるよう全て予約。
準備万端で無事に住む場所が決まったと思えば、レジュメを配布した居酒屋のマネージャーに、治安が悪い地区だから帰宅が遅くなるうちの店では雇えないと、面接を断られた。引っ越し前日の夕方。

その直後、たまたまやたらと色んな人に声をかけられて、このエリアどう思う?と聞いて見ると、本当にやばいよという答えしか返ってこなかったので、適当な理由をつけて急遽引っ越しをキャンセル。オーナーが全然O Kと言ってくれるあたり、さすが海外。

家探しを再開するのはいいけれど、その分仮住まいとなっているバッパーの延泊も必要で、またお金が流れいく。家はすぐに見つけて決めたけれど、やっぱり仕事が決まらないことには心は落ち着かない。
むしろ沈んでいく一方で、レジュメ配りに向かう足取りも重くなり、今日は一日中ベッドの上にいた。

ワーホリしている人は日本人に限らず世界中に山ほどいて、
一人として全く同じ道を進んでいる人はいなくて、
みんなそれぞれが慣れない海外という環境で
日々、いろんな物事や人に出くわしながら、
楽しいも悔しいも経験してたくさん頑張っているのに、

なぜ自分は頑張れないのだろうか。

住む土地を変えるから余計になんだろうけれど、
5ヶ月経っても、やってもやっても「慣れる」ことがない。
こんなにもハプニングがあるものか、同じことは本当に二つとないものか、一つくらいは円滑に進んでくれないものか。
毎回頭を抱え、落胆し、疲れ果てる。

それも含めて、日本では経験できないことで、私をまた一つたくましくしてくれていて、
きっと後になって良い思い出になるのだろう。

明日の引っ越しが無事に終わり、大きな大きな肩の荷をようやく降ろせることを願う。

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