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妊娠の記録_妊娠初期・つわりについて

1.まえがき

はやしです。この度第一子を妊娠しました。出産予定日は2月です。
6月に妊娠が分かって7カ月程マタニティライフを過ごしてきましたが、妊娠期間中特につらかったのが「妊婦の辛さ(特につわり)を積極的に共有できないこと」でした。
妊娠の経過って10人妊婦がいたら10人それぞれ違う経過で心身の変化にも個人差がすごくあって、
妊娠経験者の方や妊婦さんと話していても皆それぞれ違う辛さを経験していて、特につわりは人生で一番辛い経験だったにも関わらず妊婦同士でも共感しきれないこともあったりして、
つわりが辛すぎて「妊娠できてよかったね、幸せだね!」と言われても全くそう思えなくて辛くなる自分がいたり、
不妊検査~通院を経ての妊娠だったので「自分が望んで妊娠したはずなのにどうしてこんなに妊娠が嬉しくないんだろう」と悲しくなってしまったり
自分より症状が軽く(見え)てバリバリ働いているように見える人の話をSNS等で見たり聞いたりして「いいな~」と思ったり「私はどうしてあんなに頑張れないんだろう」と凹む時もあったりして…。
人と話すのがおっくうになり辛さを誰かに共感してほしいけど誰かに進んで相談するのを諦めていました。
でも「うわ~めっちゃ分かる~!」という人や「これ知れてよかった」という人がどこかにいたらうれしいなという気持ちで「私のマタニティライフはこうだった!」というのをここに書こうと思います。
どなたかの参考になればとてもうれしいです。

2.妊娠超初期症状(発覚前)

検査薬で妊娠が分かる前はこんな出来事がありました。
・夫曰く「毎日眠い眠いといっていた」
・普段ニキビはほとんどできない体質だがおでこにニキビがめちゃくちゃ出来ていた
・友人の結婚式があり新幹線に乗って参加した。終始しんどくて終わってからも異様に疲れていた。
・知人から「もしかして妊娠してる?」と言われた(そんな雰囲気を感じたらしいです)

何だか疲れやすい、眠たいな~という状態からそのままつわりに移行していきました。

3.妊娠初期のつわり

つわりは4週から始まりピークは7週後半でした。通常つわりのピークは10週~12週なので早く始まり早く終わった方だと思います。
正気を保てるレベルになったのが12週頃で、外出したり少し仕事をしたり、長時間人と話せるようになったのが16週頃でした。

具体的な症状

・常に船酔いの吐き気があるが吐けない、気持ち悪くてほとんど食べ物を食べれない(吐き気づわり?)つわり期間で体重がトータル6kg落ちました
・元々PMSがあったのですが、生理前より2段階くらい酷い気分の落ち込みがあり、ピーク時は毎日号泣していました
・基本トイレと風呂以外寝たきり(眠りづわり)
・ちょっと長めに喋ると唾が泡立って窒息しそうになる(よだれづわり)よだれを吐くボウルを枕元に常備していました
・スーパーの陳列とかコンビニの陳列見ると集合体恐怖?で気持ち悪くなる
・スマホ・PCの液晶酔い
・柔軟剤、洗剤の匂い、焼肉焼き魚の匂いでしんどくなりました(匂いづわり)
・起き抜けにちょっと歩くと死ぬのか?という強さの動悸と頻脈(ガバッと起きれなくなりました)
・つわり症状全体は不思議なことに満月に向かって酷くなり新月に向かって軽くなっていました。

4.つわりに効いたもの


とにかく寝て休む

これが一番大事でした!なかなか難しいけど自分で自分にOKを出して全てを放棄して、仕事をしている人は診断書を書いてもらって休みましょう!
家で一人だと不安に押しつぶされてしまい余計しんどくなってしまうので、可能であれば知人や親族の家にしばらく居候させてもらったり、助産院で話を聞いてもらうと良いと思いました。
休むことで落ち着いてつわりに効くあれこれを試せるのと、診断書を貰って休めばフルタイムで働いている方は健康保険から傷病手当金が出ます。
私は妊娠5週の段階で診断書を貰って仕事を休みましたが、いつ復帰できる?と頻繁に職場から連絡が来るのもつらかったので元々年度内退職の予定だったのを繰り上げられないか打診しました。
早々に色々諦めたのが良かったのかつわりも早めに収まったのではと思っています。

アンモニア対策

これは大学の先輩に教えてもらって実践してみたらめちゃくちゃ効きました。
魚、牛肉、かつおだしや小麦粉等アンモニア含有量の多い食材を避けて、じゃがいも(マクドのポテト)、昆布(塩昆布とか佃煮とか)、梅干し(干し梅)、クエン酸(かむかむレモン)を積極的にとると吐きづわりがかなり落ち着きました。牛乳パックで売ってるコーンスープもアンモニアが少なくお腹が温まって食べやすかったです。
炊き立ての白米の匂いが気持ち悪いのもアンモニア由来だそうで、冷蔵庫で冷やした白米が食べやすかったです。
そうめん等がつわり中は一見さっぱりしていて食べやすいですが麺・めんつゆ共にアンモニア含有量も多くて私は食べた後しっかりしんどくなっていました。

病院で点滴

プリンペランという吐き気止めの入った点滴(つわり点滴)がめちゃくちゃ効いて、点滴を打ってからすごく楽になりました。つわり中点滴に通うのもしんどいですが頑張って通院して泣きながら打ってもらってました笑 私の場合は尿検査でケトンが出てなくてもお願いしたら打ってくれる産院だったので、一度打診してみる価値は大いにあるなと思います。つわり点滴には2種類あるそうなのでプリンペランが合わなかった場合もう1種類の点滴を試せないか聞いてみるのも良いと思います。

便秘薬

ほとんど食べれていなかったので便秘になっていましたが、産院で処方された便秘薬を飲んで便秘が改善すると吐き気がましになっていました。

服薬の再開(持病のある人)

元々難聴で処方されていた漢方を心拍確認までは断薬していて、半量で再開した途端に体調がよくなりました(元々服薬がある妊婦さんは断薬でつわりが悪化するのかもしれません。)

お灸

足にある裏内庭というツボにせんねん灸をすると足が温かくなって吐き気がましになっていました。(お灸に関しては医師または鍼灸師に確認の上やってみるのが良いと思います)
冷えがつわりを悪化させている体感があったのでしんどくても冷やさないようにすると良かったです。

スマホのナイトシフトモード

画面酔いがかなりましになりました。この時期は天井を見つめる生活になりがちなので、ちょっとでも気が休まるものを見た方がいいです。

抱き枕

吐き気が落ち着いてかなり寝やすくなります。妊娠後期まで使うので今買ってしまうと◎

極力下着をつけない、授乳ブラを買ってつける

みぞおちに何かが当たってるだけで苦しかったので、極力下着はつけないのが良かったです。授乳ブラ等のマタニティ下着は締め付けが無いのでこのタイミングで買って着ていたのも良かったです。

正座で座る

足を温めるのが良かったのか、正座で座るとちょっとご飯を食べれました。

一緒に住んでる人に協力をお願いする

つわりに効くかどうかはさておき、この段階で配偶者や同居している人に「自分はこういう状態なのでこう扱ってほしいです!これをしてほしいんです!!!これを買ってきて下さい!!!」と強く主張することはとても大事です。
つわりの症状は個人差がすごいので「経産婦なら/察しのいいこの人なら/いつも優しい人だから気を遣ってくれるはず、わかってくれるはず」は通用しません。後々「このタイミングでめっちゃ言っておいてよかった」と思いました。

5.つわり対策に買ったもの

対策グッズ

水を飲むとつわりが悪化すると聞いて段ボールで麦茶買って飲んでました

この抱き枕でめちゃくちゃ吐き気ましになりました。

完全自己責任ですがお灸するとつわりが落ち着きました。少しでも不安のある方は医師・鍼灸師に相談の上使うのがいいと思います。

買って読んだ本

本当に妊娠期間中に避けた方がよいことは産婦人科の先生が書いた本で調べるのが確実だと思います。
つわり中お刺身やお寿司ならギリギリ食べれる時があり、医学的には魚の種類や量に気を付ければよいとのことだったので私は食べてました。カフェインも上限値を越えなければOKと書かれていたので飲んでいました。生ハム・輸入のチーズ・生の明太子・馬刺し等のリステリア菌・サルモネラ菌感染のリスクが高い食べ物は妊娠期間中我慢しています。

つわり辛い気持ちが共感できて楽になったのと、夫に読んでもらって「今こういう状態だから」と伝えられるのがよかったです。シンプルに声出して笑う面白エッセイ

医学的に根拠のあるつわり対策について書かれていました。

毎シーズン出版されて最新の情報が載っているのと、付録にマタニティマークもついているので買ってよかったです。これも夫と読んで知識の共有に使えました。中期後期編も買って読んでいます。

6.あとがき

ここまで読んでくださってありがとうございました。

つわりの時期は「このまま私は死ぬんじゃないか?」と頻繁に思うくらい人生で一番辛い時期でしたが、とにかく夫・夫家族の協力や友人知人からの連絡、色んな方の発信に救われました。
皆様のマタニティライフが少しでも穏やかになりますよう願ってやみません。

はやし


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