年内反省会

2020年のトレンド予測記事が出てきたので、「今年の振り返り」「自分が考えていたトレンド」「自分がやっていきたいこと」の軸でざっくりと書き留めておこうかな、と。(目的は、僕と関わってくれている人たちに「今こう考えている」を伝えるため)

起業家たちのトレンド予測！　2020年、社会はどう変わるのか？（前編）

今年の振り返り

まず、この一年で「インターネットの成熟」を強く感じた。純粋なITの世界で大きなπを取ることは難しく感じている。LINE統合/ZOZO買収もあり、この領域で成長した企業が1まとめにされた感がある。
純粋なITは、その行き先を求めリアルな世界に流出してきており、そこがある程度うねりとして見えたのが今年なのかな、と感じ方。(Caddiはじめ、重い産業×ソフトウェア)
実際、この1年で一番考えていた領域はここ。

(参考) 

特に自分は、飲食領域のDXをメインに考えその周辺領域で動いていた。
結論から言うと、一旦閉じたけど。(資金/グロースが描けなかったため)

今後のトレンド

全体的なトレンドは最上部の記事を見れば、それぞれの見解が書かれているので自分が注目している部分について。

個人的には、「重い産業のDX」「AI」「D2C」の3領域にもっとも注目してて、特に「重い産業のDX」を成し遂げたところが覇権を取っていくのかなと思っている感じ。

まさにこんな感じで、「インターネットの世界」が成熟し「リアルアセット×IT」「XR」「ブロックチェーン」企業の中から勝者が出るのでは、とワクワクしている。

「重い産業のDX」について
Caddiに代表されるように2次産業等の、規模が大きくIT化が進んでいない業界に切り込んでいく箇所がもっとも注目しているところ。
とはいえ、この領域を考えていた時の資金のかかり方・多大なリソースが必要と見込まれること等難しい領域だと感じた。

「AI」について
AIというと、ざっくりとしすぎているけど、注目しているところは、既存の産業の一部を切り取り最大化するところ/可視化成功時に膨大な最適化が行われるところ。

「D2C」について
D2Cだけでなく、ユーザーと企業が密に繋がる形自体に可能性を感じています。ワードを使うのであれば、CX向上に伴うLTVを長くする、みたいなところ。D2Cという切り口であると、バーティカルに切りすぎると小さくまとまってしまう印象は持つものの、世界に市場を向けて展開していくことが考えられるかな、と。世界で戦える「和」の文脈で。
コンシューマー寄りでは、既存のシェアを一気に塗り替えるところが出てきそうだと思っている。

その他
個人的にはGaas(言葉があるかは知らない)みたいなところも面白そうだなぁとは思います。Blockhive的な Government as a Serviceみたいな

自分がやっていきたいこと

「重い産業のDX」について
ここ取り組む案はあるけど、勝ち筋が見えていないので保留してる。
いけそうなリソース/誘いのようなものはあったけど、悩み

「AI」について
この分野に関しては、供給が追いついていないと感じてて、市場も大きいことから数%取ることでインパクトが大きい。大事なのは、この技術どう使うのかのアイデア等、再現性持ってできる仕組みをどう作るかだと感じている。小さく課題ベースで切ってスタートし、そのアセット溜めていきたいと思っている。

「D2C」について
コンシューマー寄りでひっくり返せるところがある。と仮説持っていてそこへのチャレンジになる。

「やっていきたいこと全体像」
基本自分の中にあるワードは、
「デジタル的な接点をもつこと」「CX」「ソフトウェア化」

それらを統合させた時、大きな産業へのチャレンジになるのかなと思っているけど、今は小出しで勝負したい

ただ、頭いい人たちが考えた未来は往往にして共通し、現実化すると思っている。その競争の中で(資本/リソースで負けている中で)勝つには、中長期のトレンドとは別軸で攻めていくべきだとは思っている。その中で、この中長期のトレンドが必然的に絡んでくる感じ。
その意味で自分が協力してもらっている案は、トレンドと外れているように見える箇所もあるかもしれない。けれど、根本概念はここからスタートしていて、単純にその事業が思いついたからやっている訳ではない。

自分の中で、こういう世界というのはあるけど、まだ言語化できてないので、話しながら言語化していきたい、、、

個人的な反省

勝つために、グレーなところ全てやり切るくらいじゃないと勝てない。そこが甘さだったな、と思う。その甘さの分、金の亡者と言われるくらいには自分言い聞かせて厳しくやっていかなければいけないと感じた。自分自身、個人資産の最大化とかは興味なく、お金という概念外で物事を捉えていると言われることが多々ある。それでも、勝つためには亡者になる気持ちの整理もできた。一緒にやってくれる人で、「こいつそれしか考えてないのか」と感じることがあったら、勝つために、目的を達成するためにそうしてるんだと理解して欲しいです。それぞれしっかり成し遂げたい世界観はあります。

自分の周りの人にざっくりとまとめた感じでかなりアバウトなので、
これを元に話せたらな、と思っています。

(書いていて、頭の中の4割くらいしか言語化できていない感あるので、
随時変更していきます。)