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臨月妊婦 新しいRSワクチン《アブリスボ》を打ちました!


不妊治療5年
人工授精6回体外受精6回
流産2回バニシングツイン1回
残った1人が臨月に入りました。

そんな私が
新しいワクチン「アブリスボ」を
接種したお話です。


《アブリスボとは》

妊娠中に接種する
RSウイルスワクチンのことです。

免疫の母子移行により
胎児が出生後半年ほど
その免疫に守られる効果がある
という画期的なワクチンです。

認可されたのは今年のはじめ。
採用している医療施設は
あまり多くないようです。


《RSウイルスとは》

大人がかかればただの風邪ですが
2歳以下の子供、特に
1歳以下の乳児がかかると
重症化して命に関わることもある
怖い感染症です。

インフルエンザのような特効薬もなく
ひたすら対症療法で凌ぐ…。
という治療しか出来ないので

RSウイルスによる重症化リスクが高い、
小さく生まれた赤ちゃんや
疾患をもって産まれた赤ちゃんには
「シナジス」というお薬を
何度も投与して予防します。

しかし
普通に産まれた赤ちゃんでも
重症化することはあるので
どちらにせよ怖い感染症として
懸念され続けていました。


《保険適応はなし》

今のところ自費での接種になります。
需要の高いワクチンなので
そのうちに自治体の助成などが
始まるのではないかと思っています。

私が摂取した病院では
3万3千円しました。

抗体の移行が完了するまで
2週間はかかるらしいです。

その期間を越えられずに
赤ちゃんが産まれてしまった場合は
ワクチンの効果が保証されていません。


《なぜ打つことにしたのか?》

私はワクチンの副反応が
いちいち強く出るタイプなのと
第1子なので上の子などを通じて
保育園から貰うリスクもないので
当初は打つ予定がなかったのですが…。

産科の担当医師が勧めてくれたことと
私の小児科看護師としての経験から
(RSで重症化した患者さんをみてきた)
防げるものは防ぐべきかも!
と考えが変わりまして。

36w1dという
産まれるまでに間に合うのか
絶妙に分からない時期に
接種することになりました。


《副反応について》

接種部の腫脹や倦怠感などは
出る人も多いようでしたが
発熱は少ないと聞いていました。

私の場合は37.6度くらいまで
発熱(?)がありましたが

妊婦は暑がりなので
必ずワクチンの影響なのかは
わからないところでした。

倦怠感は強くて
体調不良に刺激されて?
後期つわりも盛大にぶり返し
2日間はゲロゲロさんでした…。

ワクチン接種の3日後に
妊婦健診を受けてきましたが
特に異常なく赤ちゃんは元気でした!


《妊活中から知っておきたいワクチン》


他にも風疹ワクチンは、
妊娠前から夫婦で接種しておきたいワクチン
として代表的です。

冬にかけては
インフルエンザも妊娠中に重症化しやすく
接種しておきたいワクチンです。

さらに、
ジフテリア・破傷風・百日咳
混合ワクチンも注目されています。

私は不妊治療中に
妊娠することが目的になりすぎて
妊娠できた後、妊娠中のことに
あまり考えが及んでいませんでした。

私は2回目の流産を経験した時に
不妊治療の担当医師から
「次の治療までに時間が空くから」
と、風疹抗体の検査と
必要時のワクチン接種を
勧めていただき…。

その期間で風疹抗体の検査と
風疹ワクチンを接種することが出来ました。

妊娠後では接種できなかったり
悪阻や他のトラブルなどで
計画できなくなることもあります。

妊活や不妊治療の真っ最中の方も
是非、ワクチンのことを
頭に入れておくのが
良いのではないかと思いました!


それでは
今回はここで終わります!
他にも不妊治療に関する記事を
沢山書いておりますので

興味がある方は
覗いていただけると幸いです。

お付き合い頂きありがとうございました!

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