2023凱旋門賞を見て
血統オタク的目線から
今年は日本からスルーセブンシーズのみと
最強クラスの馬が行かなかったので、盛り
上がりももひとつだった気がしますが。。
結果0.6差位の4着と。。
大健闘です。
欧州血脈が勝ちきる系の宝塚記念でイクイ
ノックスに迫った馬なので、馬の強さで
いうと、この位はですね。
さて、勝ち馬のエースインパクト
今年のフランスダービーを圧勝した馬
とかの戦前情報から映像を見てみると
かなり強そう・・・
配合を、見てみると・・
優先先祖 Bustino→Busted(ブランドフォード系)
父 Cracksman→Frankel(ガリレオ系)
母父 Anabaa Blue(ダンツィヒ系)
牝系は12号族の地力系
バイアスカラー
と、ブランドフォード×ガリレオは凱旋門血統
凱旋門賞は近年、
サドラーズウェルズ(特にガリレオ
ケープクロス
デインヒル
母アーバンシーの産駒
が、父や優先先祖でないと勝てないレースに
なってますが・・
今年は1-2-3全てガリレオ直系産駒です。
フランケル直系の1-2-3でも。。
向こうは日本の様に1年に百頭とか種付けをし
ないので、かなり高的中なガリレオ率です
寝てしまってたので朝になって血統表を見て
やっぱりなーな結果
勝馬 エースインパクト
父Cracksmanは2014年産駒で2018年の世界ラン
キング1位だった馬の1世代目産駒
やはり、ファースト、セカンドクロップ産駒
が良く走るのは向こうも同じやなーと。
日本で走るなら重くて走れない。。もしくは
京都SPの馬っぽいかな。。
日本にはコスモバタールって馬が来てますが
Cracksman×Herbager産駒
きっとマイラーだろうなぁ。。写真見ても
胴が詰まって見えるし。ま、まだ成長する
だろうから、、見守ろう
2着馬 ウエストオーバー
優先先祖 Lear Fan(ロベルト→Lt. Stevens(米ナスルーラー系
母の優先先祖 Lear Fan(ロベルト
父 Frankel(ガリレオ→デインヒル(ダンツィヒ系
牝系は23号族の極軽系
バイアスカラー JP-jp
Lear Fanは、シンボリクリスエスが3着だった
2200mのファルブラヴが勝ったJCの2着馬
サラファンの父であり優先先祖の馬
JP-jpは、日本では活躍馬は少なく。。
凱旋門賞では勝ち馬が出ています。
オルフェーヴルを差し切ったのはこのカラーを
持っていたソレミアでした。
基本的に凱旋門賞はJP-p3、もくしはP3-jpの
バイアスカラー馬が大勢出走して勝ちます。
玉にJp-jpが。。それは長く続いています。
S,PSが無いと好走率がグンと下がる府中とは
真逆の個性。。
3着 オネスト
3着馬は昨年JC/7着で来日したこの馬
優先先祖 Sea The Stars(ダンツィヒ系 → Cape Cross(ダンツィヒ系
母の優先先祖 Sea The Stars
父 Frankel(ガリレオ→デインヒル(ダンツィヒ系
牝系は11号族のバランス系
上記で挙げた凱旋門血統馬ですね。
昨年の重の凱旋門賞は10着でしたが
同じロンシャンの稍重で開催されたパリ大賞
の勝ち馬で、なるほど感
そして4着 スルーセブンシーズ
優先先祖 クロフネ → フレンチデピュティ
母の優先先祖 クロフネ
父 ドリームジャーニー → Lt. Stevens
牝系は8号族極軽系
バイアスカラーはP3-ps
この馬の好走は正直、驚きました。
が、血統見て。ちょっと???
オルフェーヴルと同じくLt. Stevensが優先
先祖に位置にある馬で。。
2着馬ウエストオーバーの優先先祖深度2が
Lt. Stevens
これって凱旋門賞の隠れ好走血脈じゃなかろ
うか?
他にも日本でこの馬が優先先祖の馬がいたけど
名前が。。メイショウの馬だったと思うけど
この名を見つけると詳しく調べる系統です。
クロフネもうちのバイアス系統分けでは
ダンツィヒと同じに分類してる種牡馬です。
やはり、凱旋門賞好走馬の血統を見ると
面白い発見がたくさんあります。(o^―^o)ニコ