見出し画像

作詞 魂の一夜干し

【魂の一夜干し】作詞・作曲 Kenji Kubo
2020.5.10 新作


スポットライトが熱い
時代は終ったよね
横切る数多の星が     
東の空に溶けこんだ

肉体(カラダ)と心が揺れる
時代は終ったよね
昼より明るい星が      
月の影で泣いている

ころがり落ちた床の上  
ころがりこんだ部屋の窓
捻れて続くどこまでも 
風見鶏まで螺旋階段


どこまで落ちても潜っても
かけがえのない不幸せ
干し柿のように吹いた粉  
半額になったシメサバ

淀んだ空気が痛い   
チューインガムの包紙
排水口に溜まる夢   
生臭い嘘 燃えないゴミ

捨てるよりはマシな幸せ  
更けて膨らむ夜の床
大きく広げた一夜干し 
港町まで無料高速     

スポットライトが熱い
時代は終ったよね
横切る数多の星が     
東の空に溶けこんだ //

いいなと思ったら応援しよう!