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信州の鎌倉「塩田平」 〜神社仏閣をめぐる旅〜

長野県上田市、上田盆地の千曲川左岸あたり、高台の温泉地から上野市街地に向けて広かる地域を、「塩田平」といいます。
神社仏閣や文化財も豊富な地域で、「信州の鎌倉」とも呼ばれています。
この信州の鎌倉・塩田平をめぐり、歴史と文化に触れてきました。

神様の通る橋が神秘的!生島足島神社

朱塗りが鮮やかで、とても目を引くのが、「生島足島神社」
武田信玄や真田昌幸らも崇敬を寄せた由緒ある神社です。
御祭神は、生きとし生きるもの万物に生命力を与える神「生島大神」と生きとし生けるもの万物を満ち足らしめる神「足島大神」の二柱をお祀りしています。

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敷地内には小さな丸木橋があり、「神様の通る橋」と言われています。「お諏訪様」が生島足島神社に遷る11月3日と、戻る4月18日に還座祭が行われ、この期間のみ開いている橋です。

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見所がたくさんあり、どこをとっても朱塗りが美しく、華やかな気持ちにもなる場所でした🌸
https://www.ikushimatarushima.com

未完成の完成塔も美しい!前山寺

鎌倉時代、弘法大師が開き、北条氏が築いた「塩田城」。
その祈願寺であり、学問所の一つでもあった、「前山寺」

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境内には、「未完成の完成塔」として知られる三重塔があります。
縁という回廊や手すり(勾欄)、扉、窓が無い“未完成”にも関わらず、どこからみても美しいところから「未完成の完成塔」と呼ばれるようになったそうです。

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https://www.zensanji.info

前山寺の近くには、塩田城跡もあり、現在は石碑が立ち、観光地の一つになっています。

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また、塩田城跡の出土品を展示している、「塩田の館」の近くにあります。
この日は休業中ではありましたが、通常では、塩田平の休憩スポットとして、手打ちそばや郷土の味が楽しめる場所です。

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かつて存在した「塩田城」の歴史を楽しむことができました。

長野県最古の禅寺!安楽寺

日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つである「安楽寺」
曹洞宗の寺院です。

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安楽寺にある「木造八角三重塔」は、木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な建築で、長野県で初めて「国宝」に指定されました✨
長野県が世界に誇るとても貴重な文化財なのです。

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八角三重塔は、一見、四重塔に見えるかもしれませんが、一番下の屋根は、裳階(もこし)で雨や日光を防ぐための庇(ひさし)だそうです。

とても貴重な建築物ということで、楽しみにしていました。
階段下から見えた八角三重塔の風格はとても趣がありました。
http://www.anrakuji.com


他にも、塩田平には多くの神社仏閣、文化財があります。
歴史と文化がたくさん詰まっており、散策が楽しいエリアでした。
坂道が多いため、正直サイクリングはきついですが、ドライブ、もしくは一日じっくり時間をかけたウォーキングで、多くの神社仏閣を堪能することができます。
北条氏が治めたこの地の歴史・文化が色濃く残っていて、とても面白かったです。
塩田平散策、おすすめです!

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