【崩壊スターレイル】オンパロスと「知恵」の関係についてと、アナイクスという人物について考える【ver2.7】
※この記事には崩壊スターレイルver2.7までのネタバレが含まれます。※
こんにちは、waituです。
皆様、崩壊スターレイルver2.7も楽しんでいらっしゃるでしょうか。
新しい星の前のバージョンアップデートということで少しボリュームは控えめでしたが、それでも満足できる程のイベント盛りだくさんでしたね!
デーさん、とてもカッコよかったです。
私が記事でよく言及しているオンパロスについてもほんの少しだけ情報が出て、またまた妄想が膨らんできましたので、また書き殴っていこうかなと思いこの記事を執筆いたしました。
本当は前回の記事に追記する形で書こうと思っていたのですが、追記にしては微妙に長くなってしまったので、短いですが別の記事で投稿することにしました。
ご容赦いただければ幸いです。
そういう背景もありますので、よろしければ前回の記事も併せて読んでいただけたら嬉しいです!(所々これを読んだ前提の話があるかもしれません)
※この記事には崩壊スターレイルver2.7までのネタバレが含まれます。※
オンパロスと「知恵」の運命
ver2.7で追加された開拓クエスト「八日目の旅立ち」にて
姫子から、オンパロスは「知恵」の運命の影響を受けているとの発言が。
(まさか「知恵」が最初に内定するとは思いませんでした…)
また「オンパロスに関与している運命」自体についても言及がありました。
スクリューガム曰く「通常の運命の行人では、ガーデンの鏡に痕跡を残せない」…要はオンパロスには影響を与えられないとのことです。
逆説的にオンパロスに影響を与える運命については、その運命の使令や星神の関与がある可能性がかなり高いということが判明しました。
よって、オンパロスでは少なくとも3種類の運命の使令or星神が存在(or直接影響している)していることになります。
なんだかまたとてもスケールの大きな話がバックグラウンドにありそうですね。
そういったことも判明しましたので、今回関与が確定した「知恵」の派閥についても、その星神か使令がオンパロスに影響を与えているわけです。
今回はその影響を与えているのは誰なのか?を主に考えてみようと思います。
「知恵」で関与しているは誰か?
ここから先は私の想像です。
「知恵」の派閥に関して言えば、やはり星神であるヌースの関与が一番ありそうに思えます。
これに関しては、前回の記事で説明しましたのでそちらを参照していただけると幸いです。
またこれに追加して、ver2.7の開拓クエストのエピローグにて、宇宙ステーションヘルタでヘルタ(人形)から受肉したマダム・ヘルタがヌースに謁見し、『「神性」とはなにか?』と問うムービーがありました。
この発言の真意は正直分かりませんが、ヘルタは「星神」という存在に対してより理解を深めようとしているように見えます。
ヘルタは「模擬宇宙:不可地域」において『ヌースは人類の知識の輪を定める存在であり、天才クラブは人類をその輪に押しとどめるための標本である』という事を知りました。(詳しくは前回の記事参照)
つまり、「知識の拡張」を第一に考え、天才クラブに加入しているヘルタにとっては、現在ヌースや天才クラブという物に対しての疑念があるのではと考えました。
彼女はそんなヌースに対して説明を求めるためにわざわざオンパロスを訪れるのでしょうか…
やはり真意は不明のままですが、このタイミングでこのムービーを見せてきたことに何かしらの意図はあるでしょう。
現在星神は『「概念」が虚数エネルギーによって昇華し、神となった存在』とヴェルトに認識されていますが、あくまでヴェルト個人の解釈です。
もしかすると今後のスターレイルは「星神」というものにさらに接近していくストーリーになるのかもしれません。
(崩壊3rdが律者と戦う物語から「崩壊」と戦う物語になったように)
「知恵」の使令の中から考えると…
ヌース以外の可能性も考えてみましょう。
オンパロスに影響を与えられるのは星神を除くと使令だけとのことでした。
現在「知恵」の使令であると判明している人物は、
#1ザンダー・ワン・クワバラ/#64原始博士/#83ヘルタ
この三人です。
一番考えられそうなのは#1ザンダーです。
判明しているメンバーのほとんどがすでに死亡している天才クラブですが、その中でもヌースと深いかかわりを持つ#1ザンダーや#4ポルカ・カカムなどは生死について言及されておらず、かつ肖像や消息、所在地、功績なども隠匿されています。
ストーリーでヌースについて言及するならば、其ととても密接な関係を持つ彼らの登場はかなりありそうです。
また、オンパロスのような神秘的な土地は彼らの所在地としてはピッタリに思えます。
また、#64原始博士の関与も考えられるところではあります。
ver2.6「バナ悪非道・忍義なき戦い」では、メモキーパーであるMr.レックが「原始博士の行方を知っている」と言っていました。
同じメモキーパーであるブラックスワンはオンパロスを訪れたことはないようですが、Mr.レックが言っていた原始博士の所在地がオンパロスという可能性もなくはないのかなと考えました。
仮に原始博士がオンパロスにいるのだとしたら、そのことを外界で知り得るのはメモキーパーだけですから。
原始博士は同クエスト内にて使令であることも明かされましたので、オンパロスに影響を与えることは可能でしょう。
しかし個人的には、原始博士の実験手法である「ミームの拡散による人類の猿への退化」というものがどうにもオンパロスという舞台にはミスマッチだと思えます。
それにわざわざver2.6でやった展開をもう一度新しい星でやるのかと言われるとそれも微妙なので、ちょっと疑わしいラインだと思ってます。
#83ヘルタに関しては、姫子が「ヘルタはオンパロスという星を知らなかった」と言っていましたので、おそらく関与はないでしょう。もし古の楽園みたいに本体は外の世界にいるけど記憶体がオンパロスに存在するとかだったらもうわかりません。かなりアツいと思うので是非やってほしいところではあります。
まさかの大穴 #?? アナイクス
先に言っておきますが、ここからはかなり妄言寄りです。
私はもしかするとオンパロスの黄金裔の一人であるアナイクスという人物がかなりアツい、更に言うと「知恵」の使令(≒天才クラブ)なのではないかと考えました。
そう考える理由は色々あります。
まず何より話さなければならないのが、
『彼が崩壊3rdに登場する「スウ」という人物を想起させる』
という点です。
"黄金裔のアナイクス"と"十三英傑のスウ"
彼は、前回の記事で黄金裔のデザイン元となっているのではないかと考えた「火を追う十三英傑」のメンバーの一人です。
私は、黄金裔にてアナイクスが担う立場は、スウと同じ物であるのではと想像しています。
(見た目はかなり似ていないですが、見た目が似ているのはメタ的な意味で重要な立場であるファイノンとキュレネのみで、他の11人はあくまで似たような能力や刻印を継承しているだけでは、と私は考えています。)
彼らには共通する要素が多くあります。
まず一つ目に、「木」や「葉」の描写です。
アナイクスは黄金の叙事詩PVにて木の近くに腰かけていました。
その後に水面に浮かぶ葉の描写が入ります。
崩壊3rdにおいても、木と葉というのはスウにとって重要な要素です。
スウは須弥芥子(しゅみけし)と呼ばれる大きな木の世界を有しています。
彼は「木から枝分かれした無数の世界」=「葉」を観察して、あらゆる並行世界を観察することが出来ます。
もし黄金裔が黄金の血から十三英傑と同じような銘や能力を受け継いでいたとすると、その能力はアナイクスが有しているのでは?と考えました。
二つ目に、学識があるという点です。
スウは「覚者」と呼ばれる人物です。要はとてつもなく頭がいいです。
また彼が持つ刻印の銘も「天慧」と、これまたとても頭がよさそうですね。
十三英傑には天才はたくさんいますが、「智者」としての側面が一番強いのは間違いなくスウでしょう。
("ジーニアス"というよりも"ワイズ"って感じです)
アナイクスも「学識」や「学者」など、頭のよさそうな単語をつかって説明されているので、相当に頭がよさそうだと予想できます。
PVで彼が座っている傍らには設計図や論文のような巻物、フラスコのようなものが置かれていました。
運営は彼の博識な一面を前面に出したいように見えます。
(いかにもデータキャラ担当といった感じですよね)
そして三つ目に、手の模様です。
スウの左手には目や葉を想起させるような模様のタトゥーが刻まれてます。
アナイクスは右手に赤い紋章と宝石のようなものが刻まれてます。
もう片方の手には黒いグローブをしているというところも一緒です。
ちょっとわかりづらいですが、人差し指にギザギザの模様の指輪があるのも共通しています。
ここまでですと、「フレーバーとして意識されている」程度の共通点だと思います。
ただアナイクスの方の紋章に関しては、かなり意味深な物を感じます。
なぜなら、崩壊3rdに登場する「聖痕」にとても酷似してるからです。(令呪じゃないよ)
「聖痕」とは、崩壊3rdにおいて登場する技術の一つです。
簡単に言うと「人間が崩壊エネルギーに対応するための技術」です。
これが体にある人は、本来敵側の力の根源である崩壊エネルギーに対して耐性がついて、そのエネルギーを扱って戦うことが出来るようになります。
この技術を作ったのが、スウと同じ十三英傑のメビウスとメイ博士です。
ようは、聖痕というのは十三英傑の所属先である「火を追う蛾」に由来する技術で、人類が崩壊に対抗するために作った物です。
スターレイルではそのような計画や組織がありませんでしたので、今まで聖痕のような紋章のあるキャラはいませんでした。
(あのゼーレですら二重人格じゃなかったのでなかったです)
ですが、火を追う十三英傑に似たような団体が登場し、「神」に対して挑戦をする物語の中で、神から権能を受け継いだ人間が持つ突如現れたこの紋章….
私にはもうどう考えても聖痕にしか見えません。
すいません。ちょっと話がズレてしまいました。
以上のようにアナイクスとスウにはかなりの共通点があることが伺えます。
そして、スウという人物は須弥芥子を用いることで世界のあらゆる事を知ることができ、それを利用する本人も聡明なThe 頭脳明晰といった男です。
そんな彼と大きな繋がりがあるように見えるアナイクスも、オンパロスでは黄金裔の頭脳として活躍する事間違いなしでしょう。
そして、それだけ頭脳明晰であるならば、「天才」に選ばれていても不思議ではないと感じます。
(もし須弥芥子じゃなかったとしても、アナイクスがスウのように虚数の樹を観測・干渉することが出来ていたら天才どころの話じゃないです。)
アナイクスという人物は「天才」なのか?
長々とアナイクスとスウの話になってしまいましたが
『仮に頭がいいとしても、アナイクスは本当に「天才」なの?』
という疑問は残ります。
結論から言うと、私はやはりアナイクスは「天才」、またはそれに準ずる頭脳を持っていると考えています。
これに関してなによりの理由となったのが、アナイクスの紹介文言である
"学者は予言を問いただし、その身で神を冒涜する。" です。
この文は「学者(=アナイクス)は神の預言に対して、その知識をもって対抗し預言を打ち破っている」というようなテイストを感じさせます。
私はこの構図にはかなり見覚えがあります。
そう、天才クラブの「ヌースと天才たちの、知識の輪をめぐる対立」です。
「知恵」の星神ヌースは現在の人類の知識をすべて集約し、それを元に未来を予言しましたが、天才たちによって人類の知識が拡張してしまうとその前提が崩れて予言が外れてしまいます。
ですので現在、天才クラブでは
「ヌースとその信奉者(#4ポルカなど)」 vs 「その他多くの天才」
という対立構造が存在していることになります。
(詳しくは前回の記事の模擬宇宙:不可地域に関する箇所をご覧ください)
つまり、"学者は予言を問いただし、その身で神を冒涜する"という文言は、
「アナイクスが天才クラブのメンバーまたはそれに準ずる頭脳を有する人物であり、それを用いて知識の輪を拡張することによりヌースの予言(預言)を否定している」ことを示唆しているのではないか、と考えています。
オンパロスの物語は神と人との戦いであることが強調されています。
これは、「決められた運命を押し付けるヌース」vs「それを知識の拡張を以て否定する天才」の対立のことを指しているのではないでしょうか。
そしてなにより、オンパロスは普通人間じゃ干渉できない土地です。
ですので、もし仮に「天才」である人物が知識の輪を拡張しようとしても、ポルカ・カカムに観測されない可能性があります。
つまり、現実ではポルカの妨害によって本来起こるはずのない、「ヌースの預言に対して、知識の拡張をもって対抗すること」をオンパロスならば実現できる可能性があるわけです。
こういった背景があるからこそ、"オンパロスの運命は予測できず"、"学者は預言を問いただす"ことが出来るんじゃないんでしょうか。
(ポルカは模擬宇宙に対しては普通に入場してきましたが、ヘルタも「ヌースは模擬宇宙の存在すら予測しているのでは」と疑っていたため、ヌースの信奉者であるポルカが模擬宇宙を観測するのは難しくなかったのでしょう)
ここからはおまけ程度のこじつけです。
PVでは彼は"愚者アナクサゴラス"と呼ばれていました。
アナクサゴラスとは、実在した古代ギリシアの哲学者だそうです。
彼は、「宇宙の誕生はあらゆるものが混沌としていたが、ヌース(nous/秩序・精神・理性の意)が働きかけ、現在の秩序ある世界を形成した」、「その秩序ある状態を知る=全知全能であるヌースという存在こそが生命をはじめとする世界の全てを支配している」と考えていたそうです。
こう考えると、PVでアナイクスにアナクサゴラスを重ねて紹介したのは、やはり「知恵」ヌースが知識を占領していることを知り、それに対抗しているからなのではないかと考えました。
(筆者は現実の神話や哲学者などの話をストーリーに結び付けるのはあまり好きではないですし、そういう神話や哲学に全くもって詳しくありませんのでこの程度にしておきます。)
結論
気づけば半分以上アナイクスのお話をしてしまいましたが、要するに
・オンパロスに「知恵」が絡んでくることが確定したよ!
・オンパロスでは、その運命の星神か使令が絡んでくるよ!
・アナイクスという人物がその使令または「天才」であるかもしれないよ!
というのが今回のお話でした。
やはりオンパロスは「記憶」「知恵」「壊滅」の3派閥による闘争なのでしょうか。まだまだ分からないことだらけで楽しみです。
今回の記事はかなり妄言寄りになってしまい、考察とも言えないようなカス記事となってしまいました。申し訳ありません。
もしよかったら、皆様の考えもコメントで残していただけたら幸いです!
おまけ ver2.7の好きポイント
ver2.7の個人的な好きポイントとひとくちコメント
〇御空の飛行で、初めて「空」に触れた少女
(この物語をずっと待ち望んでいました本当にありがとうございます。)
〇「元帥」に会う予定の停雲
(今元帥って言いましたね!?!? "あの"元帥ですね!!!!!?)
〇かっこよすぎるスクリューガムの横顔
(久々にガムさんの声が聞けて嬉しかったです、彼がストーリーの本筋に関与してくるのは珍しいですね。)
〇故郷を離れる時にバタバタしてたヨウおじちゃん
(赤髪の少女はもう涙も枯れている頃だと思います…)
〇戦略投資部へとスカウトされてるらしいデーさん
(現在の十の石心であるサファイアがサンデーでは?と考察している方がいましたが、まだ誘われている最中だとすると別人なのでしょうか…?)
〇すっごい大きいゴミの山
(もうお前がゴミ箱の王でいいよ)
〇ビジュアルノベルをすすめるヨウおじちゃん
(「神州折〇録」、「ネゲント〇ピー」、「デュラン〇ル」…)
(そしてそれらすべてに登場している〇ッ〇ー・〇〇〇〇〇〇さん)
〇Moon Haloを歌う星ちゃん
(艦長には耐えられません、耐えられるはずもありません。)
(これを聞いて泣き、原曲を聞きいてもう一度泣き、ムービーを見て目の前が見えなくなりました。本当に耐えられません)
〇まだまだ現役なヨウおじちゃん
(みんなのヨウおじちゃんはいつまでも少年の心を持ち合わせています)