罪の意識を感じることは、やらない方がいい ~質問箱への回答その17~
はろーこんにちわ。
なかなかおもしろい質問がきました。
漫画のはなしかな、と思ったのですが、
漫画のはなしであった方がいいですよね。
現実だったら、
ちょっと怖い話です。
というわけで、
わたしシスターに懺悔をあげた彼への、
回答と所見を述べていきましょう。
・回答
質問ありがとうございます。
あなたは罪の意識があるのですが、
顧問が隠蔽したということに対して苛立ってもいます。
だからこそ、
メリットのある犯罪はしてもいい。
という大義名分を得ることで、
罪の意識も顧問への苛立ちも無くそうとしているのでしょう。
世の中には、みんな知らないほうが幸せだから。
そういう理由で隠蔽されていることはたくさんあります。
特に、仕事ではそうです。
日野自動車の不正なんて、
それの最たる例でしょう。
あなたの例では、
誰も知らないほうが幸せです。
顧問は傷害事件を自分の生徒が起こしたことにならず、
あなたも罪を問われることはありません。
しかしここで問題になるのは、
自分の良心の呵責に耐えられるかどうかです。
あなたや顧問がそれを合理化できれば問題がありません。
誰も知らないことは何も起きていないことと同義ですから。
でもあなたはできていません。
現場を見たのか行ったのかは知りませんが、
その罪の意識に耐えられずに、
今回の懺悔に至ったのでしょう。
では、
そんなあなたへの回答ですが、
バレそうになくてメリットがあると思えることは、
・それを犯罪だと思うならしないほうがいい
・みんなが幸せになれると思えることならしたほうが良い
つまり、
自分で合理化して、ストレスにならないかどうか、ということが判断基準です。
あなたがもし、
話して下さったことに対して罪の意識を持っていて、
それがずっと心残りになっているなら、
あなたがすべきと思うことをするのが良いと思います。
破滅をしたくないなら、
募金とかして適当に合理化しておきましょう。
復讐の理論と同じようなやつですね。
復讐しなければ気がすまないから復讐する。
あなたも罪を償わないと気がすまないなら、
別の社会的に良いとされて、自分が償えるくらい良いことをしたと思えることをするようにしましょう。
そうすれば、気が晴れると思いますよ。
・所見
漫画かコピペだと思うのですが、
質問者の実体験として回答をしています。
そうじゃないと、
真摯さもなく、
面白さもないですからね。
罪は社会が作るものですが、
さりとてわたしたちの意識に刷り込まれています。
なかなかその感覚はぬぐうことができません。
ですので、
罪と思えるならしない方がいい。
彼は正義感が強いように、
わたしには見えます。
なぜなら、
強くなければわざわざ聞いてこずに、
勝手にやっているからです。
そういったことが許せないからこそ、
救いを求めているのでしょう。
彼がいつの日か、
救いが得られることを祈っています。
シスターなので、
はなしをきくことと祈ることしかできないのですが、
悩みがあればどんなはなしでも聞きましょう。
みなさんもなにかあればお気軽にどうぞ。
それではまた。