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自然な状態のお肌の表面(前置き)

前回まで『剃る』に関わる基本的な刃と毛の関わりについて語ってきましたが『剃る』のは毛を剃るだけではありません。
『肌』もしっかり『剃る』のです。

いや、むしろ『剃る』の真骨頂は実は肌にあります。ヾ(o・`ω・)ノ キリッ.:゚+

そんなことを言うとですね、
『え?肌を剃る?そんな事したら肌痛めちゃうじゃない!!』と怒り出す方が大半ではないでしょうか?

それくらいムダ毛処理においてお肌のトラブルを感じてる方は多いのです。

でもね、それこそ『剃って』るつもりで『切って』しまっていた証拠なのですね〜。

例えば『剃る』と『切る』その②で説明した『切る』で深ぞりしてしまった毛の図は

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このように毛穴の中で切り株状に断面の太くなってるわけですが、この状態で毛が伸びてきたらどうなるでしょう?
毛穴入り口の淵に毛が引っかかってしまいますね?
それが剃毛後毛が伸びてくる時のチクチクとかムズムズの大きな原因と考えられます。

さらに上図の状態は毛の断面が大きい為に毛穴が閉じきらず深剃り(正確には深切り?)されているにも関わらず皮膚表面から毛の断面が見えますので視覚的に剃り残しに見えてしまいます。
さらに毛が太いまま毛穴入り口付近にありますので皮膚表面を指で逆目の方向にスライドさせると毛の存在感がMAX感じてしまうのでこれまた剃り残しているように感じてしまいます。

逆目方向への指スライドは男性が髭を剃った(切った)後に良くやる仕草ですよね?
そしてそこで剃り残しを感じてしまうとどうするか?
十中八九そこでさらに皮膚を強く引っ張り毛を毛穴から無理やり引っ張り出して逆目方向に『切る』をやりますよね〜。

それってどうなるかと言うと…
本当はすでに毛は毛穴よりも深く切れてる断面積の大きい毛を無理やり剃ろうと毛穴の外へ出そうとしてる訳ですから、毛穴の淵が毛に押し出されて鳥肌状に盛り上がる事になります。

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こんな感じですね。

で。『より深く剃るぞっ!』と言う意識が働きますので道具を皮膚により密着させるような感じで運行しちゃいますでしょ?
つまり…

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こういう事をしてるんですねー(; ^ω^)

肌切っちゃってるぅぅぅ!!!

『剃った(切った)』後に毛穴からプツプツ出血してしまうと言うのは概ねこれです。

これね『剃って』ないんです『切って』るんです!

いや〜解説してるだけで痛いw


さて、前置きがやたら長くなって本題である『自然な状態のお肌の表面』について全然解説できませんでしたが『剃る』は肌に対しても『切る』とは別モノでその目的がちゃんとあるんだよ〜…と言うことをうっすら感じていただいたところで今日は一旦まとめといたします。
次回はちゃんと『自然な状態のお肌の表面』についてお話させていただきますね〜 ( ゚Д゚)ゞ 

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