電気自動車の燃費はガソリン車の2倍以上というのが嘘な理由 電気自動車は揮発油税を回避できるというだけの話。
日産リーフの電費は7.5km/Kwh 充電を20円/kwh で計算して2.67円/km
ハイブリッド車の実燃費24km/Lとし、レギュラー120円で計算すると5円/km。確かに電気自動車はハイブリッドの半額くらいだ。
しかしこの比較は間違い。というのも、120円のうち53円は揮発油税などの道路整備費用である。燃料費としてのガソリンの値段は67円。
となると67/24=2.79円/kmとなる。
ハイブリッド車と電気自動車のエネルギー効率は大して変わらない。
電気自動車は揮発油税(道路整備代)を払わなくて済むから半額というだけで、車を全部電化してもどこかで道路整備代を払う。
電池の劣化から寿命が短く、航続距離も少なく、トヨタアクアがガソリン40Lで1000キロ走れるところを、数年で劣化する大量の重い電池を積んでやっとこさ300-400km。
ガソリン車への罰金や揮発油税免税の下駄があってもまだコストでぜんぜん勝てない。乞食車というのが現状。急速充電をやると急速に容量劣化をひきおこすのも難点で、まだ実験段階というくらい。 電池のエネルギー密度や耐久性が2倍4倍となってこないことには実用的でなく全然勝負にすらならない。まだまだ電池のイノベーション待ちという性能。
エネルギー効率はハイブリッド車と似たようなもので、原発の夜間電力や余った安い電力で充電すれば安く上がるがウランは埋蔵量少ないですし、自然エネルギーで充電するシナリオでしょうが、まぁ安くはない。バッテリーやソーラーパネルを消耗しているうちはやはり環境負荷も大きい。
その点内燃機関は整備さえすれば50年でも走るのでエコ。 きちんとガソリンを燃焼すれば有害なガスもほとんど出しませんので。
環境車のEVなのですがパネルや電池を消耗しまくっているようではその点でもダメダメ。
石油LNG油井がボンボン掘られているうち、50年くらいはコストで勝てないんじゃなかろか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?