5年ぶりにハースストーンで遊んだら疫病デスナイトが楽しかったお話
約5年ぶりに急にハースストーンをやりたくなって5月あたり(ミニセット配信後?)からランク戦潜って5月・6月ともにレジェ到達したので記念にちょっと書き残し。貼るとワンチャン身バレするからスクショは勘弁してください>< 5月は最終15000位くらい、6月は途中飽きてデイリー消化しない時期があったので45000位くらい。
私でもレジェタッチできるくらいにはぬるいので記述やプレイ指針そのものに信憑性は無いわけだけど、備忘録というかそんな感じ。
疫病というのは、23年夏の拡張で追加されたらしいギミック。メカメカ大作戦の爆弾同様相手のデッキに入り込み自動詠唱で2ダメージを与え、「こちらの盤面に2/2を召喚」「こちらの体力を2回復」「相手が次に使用するカードのコストが1増加」のおまけがつく。そして流石に令和最新版爆弾軸は一味違う。
疫病は癒えない、というテキストは「対戦相手が疫病カードを自動詠唱した場合、一連の処理後にそれらと同一の疫病を再びデッキに加える。」という効果になる。手札上限で発動せずに焼けた場合は部分的に癒えることになるので注意。コイツの存在から、ゲームが終盤に差し掛かり相手のデッキが薄くなればなるほど、こちらが疫病を埋めれば埋めるほどドローするたびにダメージ+おまけが発生してまくって勝手にライフを詰めることができる。すごい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
疫病がチェインしまくった後のシュインシュインシュイン……(疫病が再びデッキに埋まる音)が聴こえてくるととっても幸せになれる。最高のゲームハースストーン。
(というか1枚で機能するフィニッシャーとしても扱えるため疫病デッキの枠を飛び越えてハイランダーデッキにもピン採用される、シャドバのラーみたいな扱われ方で草)昨年度のスタンダードには対策カードが存在していたようなのだが、今はいないです。
疫病関連のカードでデッキを30枚埋めることはできないため、もうひとつの軸として「発掘」関連のカードが搭載されている。発掘は23年冬の拡張の目玉ギミックで、悪の手先っぽい感じのトークンを生成する効果。
発掘を行うたびにコモン→レア→エピック→レジェンド→コモン(以下ループ)といったように出土品が豪華になっていくのが特徴。入手できるトークンカードはどれもマナコストに対して強力な効果になっており、発掘に割くテンポロスを取り戻せるようになっている。道中はランダムな出土物を入手するが発掘レジェンドはクラスごとに固有のものが存在しており確定入手となっている。発掘レジェンドが設定されてないクラスもある。かわいそう
ここまでが疫病軸・発掘軸のカードで、ここからは特にシナジーはないけど強いから入っているカード群。
ゆるふわマッチアップ
ハイランダーウォリアー
おおむね有利。デッキ切れ間際からのボカンボスでハンデスされまくって死!wというしょうもない負け筋に対してマリンで猶予が産まれたため、その分疫病が回り切るまでのターン数も稼ぐことができる。ジリアックスへの回答を用意したうえでしつこく顔を削って疫病リーサルをケアさせ続け動きを鈍らせるのが大事。
ブラン6マナレノ8マナの時代があったのが信じられない。どうかしてる
ハイランダープリースト
体感微有利くらい。
疫病のおかげでゲームが長引くと有利……と思いきや人形劇場から犯罪的なテンポスウィング&リソース形成を行ってくるのが本当に終わっていて、ここまで何度もテンポについて言及しているのはコイツのせい。さっさとヘルヤを出して疫病を回しまくれば流石に有利ではあるが、手札を10枚に保ち続けて疫病をカットするという選択肢を取りやすいデッキなので、レノターン以降はボード処理を強要してハンドを切らせて疫病ダメージを通すことを意識してプレイしたい。
除去札はジリアックス・レノに加えてタイタンのアマンスルに全体6点のハモリポップ以外は平々凡々なもので、先行ならばスタッツの良いカードで攻め込み顔3点呪文あたりでシメるというプランを血眼になって通しに行く。玩具強奪のガイストがいたら楽になりそうな対面。
ハンドバフパラディン
無理。
運よく鎖につながれた守護者絡みでクソでかい盤面を捌き続けた後に突撃で18点くらい出してくるのが終わってる
💩
マリゴスドルイド
個体数が少ないからよくわからないけど一度も勝ったことないので多分無理。
ドラゴンドルイド
有利。
デッキパワーのわりに個体数が多いように感じるデッキ。ウォリ対面とかどうやって勝ってるんだろう?
上記のマリゴス絡みのワンショットを狙ってくるパターンもあるが、特化デッキではないので速度は遅い。プライマスでケツのでかい生物を食べてライフ上限値を高めにする、コスト増疫病を気合で大量に引かせて妨害する等小細工に徹すると間に合うことはままある。凍気発見で全身カチコチを見つけたら大切にしよう。
ハイランダーシャーマン
有利。
最速ホリデイ以外何も強くないデッキなので他のハイランダー同様レノ関連の攻防を意識していい感じに捌く。
ハガサの怪物からの星に願いをとスロールの贈り物からの血の渇きで全体バフがあるので、ハガサが見えたらボードは適度に処理していくこと。本当にホリデイしか強くないのでおもちゃデッキで他のハイランダーに虐待されてから対面するととっても優しく感じてくる。
疲労ウォーロック
微不利だが対面のツモが悪ければぜんぜん追いつける。
こちらのゲイン手段が遅いので盤面に付き合いながら発掘を進め、アゼライトのネズミ→掘削バスターでの大回復は必須。気合いで間に合わせましょう。
ホップガー&クレッシェンドでライフはいつでも全回復されるので顔詰めは信用せず、ジリアックスとアゼライトのネズミでのライフゲインを効率よく行うのが肝要。プライマスは大振りすぎて間に合わない印象。
秘策ハンター
ほぼマッチしなかったからわからん
早期の5/5着地への回答が乏しいことに加え、5/2武器での顔詰めがとにかく重たい。可能ならば相手の秘策はプライマスの杖で踏んで投げ売りワゴンから武器を与えないようにする。
凍結の罠は踏みやすいのでしっかりと本命の生命奪取を通す。
スペルメイジ
五分くらい。
顔にオールインしかできないデッキなのでアゼライトのネズミで破壊して終わり。間に合わなかったらこっちが終わり。誤動作の6点スプリットで盤面はすぐ壊滅するのでこちらが先行で押し付けるときは合計ケツ8点以上を意識。
間違い探しやキーボードで出たしょうもないスタッツの生物はこっちの的にするために中盤以降に限り泳がせること。発掘の3/4/3ドラゴンとか発見で生命奪取武器が握れると簡単に壊せる。
発掘ローグ
微有利。
化け物なのでひたすら長いゲームに付き合わされることになる。支配人のマリンや壊死の葬儀屋からの首なし騎士などこちら側もバリューの高いプレイを意識していきたい。こちら同様ドローカードをあまり使わないデッキなので疫病の刺さりはそこまででもないが、ライフゲインが少ない相手なので早期のヘルヤで試合が楽になりやすい。
疫病デスナイトミラー
ヘルヤを最速で出せ
おわりに
久しぶりにハースストーンをプレイして結構楽しかったけど、最速ホリデイは7マナで「お前それ恐竜使いブラン持ってるだけだろ」とブチギレるときの気持ちを思い出させてくれたし、猛毒蘇り躱し身ジリアックスが本当にカスだし、レノは盤面制限が本当にゴミカスだし、ガロッシュ君は相変わらず装甲貯めてるし、安藤はいつも人のものを盗むし、ハングルをスケルチしないのはプレミだったし、何よりこっちもしょうもないカード(ヘルヤ)を押し付けて相手を不快にさせられるのでイーブンな気がした。遅いデッキ全般への相性が支配人のマリンでちょっぴり緩和したのもよかった。
インフレしまくってるのに某シャドウバースのように高速蓋カードが量産されていないため1試合が重たく、ハースストーンの特色ともいえる過剰なまでのランダム性を楽しむことができた。
ちなみにスターボーナスが無い区間では誇張抜きでダイヤ5まで初期デッキbotとしか対戦させられなかった。それでいいのかよ。botをしばき続ける時間は味がしなさ過ぎて本当に面白くなかったので人に勧めがたいが、疫病デスナイトは配布デッキにカードをちょっと足せばそのままレジェまで登れる形になるのでおススメ。ダイヤ底でものすごい人気のあるハイランダーウォリアーに有利がついているので精神的に楽。