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「平成」を振り返る

今年、昨日の4月30日をもって1989年から30年続いた平成時代が終わった。

平成六年生まれの俺としては何だか長かったような短ったような感じだったし元号が変わるのってこんなにもあっけないもんなのかとまだ実感がわかない気分である。

第二次世界大戦でアメリカを敵に回しながらアジア諸国を占領、侵略しまくった挙げ句敗北し、そこから徐々に世界でもっとも経済的に潤った大国となった昭和時代と比べて平成時代はバブル崩壊、リーマンショックそして東日本大震災に6年前から続いている安倍政権の失策などによってかつての経済大国は見る影もなく、人々は「余裕」の二文字も持てず鬱憤晴らしに在日朝鮮・韓国人や中国人に加え、女性に障害者、挙句の果てには貧困にあえぐ人たちに対してヘイトスピーチを吐く人々(整形外科医の高須克弥や小説家で放送作家の百田尚樹ような著名人でさえも!)が増え、陰惨と言ったほうがいいほど殺伐とした低迷の時代となった。

しかしそんな低迷の時代だった平成時代でも、前述の通りアメリカを敵に回した結果コテンパンにされ敗戦後辛酸を嘗めた昭和時代と比べ、これといった戦争も起きずに平和なまま終りを迎えた。(あくまでも日本国内での話だが)

それは昨日退位された明仁親王が幼少期時代に戦争を御経験されたからこそ、国家の平和や安泰を願い平成時代を戦争のない時代として実現されたんだなと俺は思う。午後4時頃、俺はTwitterで退位式のライブ映像のコメント欄を見ていたんだが「平成は戦争がない時代のまま終わったけど、令和になっても戦争のない時代を迎えてほしい」という俺と同じような若者のコメントをいくつか見かけて碌でもない馬鹿者ばかりのTwitterでも良識をもった人間がまだ残っているんだなと俺はそう思ってなんだか安心した気分になったのであった。(もちろん空気の読めん馬鹿者もいたが)

さて、5月1日、今日から令和元年になるのだが元号変わってもいつもと同じようにパソコンカチャカチャやりながら食って寝るだけのだらしねえ一日を過ごすことになるかもしれんわw

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