わへいの生い立ち④ 〜高校生編〜

今日は「わへいの生い立ち」シリーズの④ということで高校生になったわへいについて書いていこうと思います。

・まさかの文系に進むわへい
・将来の夢をガラッと変えるわへい
・バスケ部で精神力を鍛えるわへい

の3本立てです。今回かなりボリュームがあります。すいません。
早速内容に入っていこうと思います。

○まさかの文系に進むわへい

高校に進学し、比較的早い段階で文理希望調査があったことを覚えています。
文理選択は大学進学だけでなく、就職にも関係してくるということを担任から聞いていたのでめちゃくちゃ悩んだ記憶があります。

悩んだ理由は2つ。
①科目の好き嫌いと得意不得意がごちゃごちゃ
理科は好きだけど数学は嫌い。英語は得意だけど社会は苦手みたいな感じです。

②将来の夢が定まっていない
ここが一番のネックです。将来のやりたいことが定まっていないので、自分が何を優先的に学ぶべきか決められません。

結果的に数学が本当に嫌い且つ苦手なので消去法で文系を選択。
あれだけ科学に魅力を感じてるのに何してるんだって感じです。

この時点での将来の夢は「高校の英語教師をしながらバスケ部の顧問」でした。


○将来の夢をガラッと変えるわへい
(今回の記事で一番大事!)


・「生物」との出会い
高2になり、文系クラスに進級します。
ここで、高2から始まった「生物」という科目との出会いがわへいの将来を180度変えます。

小さい頃から生き物を捕まえたり観察したりしていたわへいは生き物に興味がありありです。
生物の教科書を手にしてすぐ、ざっと目を通してみました。
どのページを読んでも面白い予感がしかしなかったです(笑)

生物の授業が始まると予想通り、いや、予想以上に面白く、みるみるハマっていきます。
ハマった大きな要因は講義の内容に加えて生物を教える先生です。
生徒と同じ目線でとにかくわかりやすく教えてくださるのでもう沼です。

ただ授業で教わる分では知的欲求は満たせなかったので、能動的に参考書や生物学に関する本をとにかく読み漁ってました。
能動的に学習することの大切さと面白さをこの頃に学びました。

・止まらない好奇心
知識が増えれば増えるほど生物学の奥ゆかしさや神秘的なところに惹かれていきます。
知れば知るほど、わからないことが沢山ある。わからないことが誰も調べてないのであれば自分で明らかにしてみたい。
この衝動を止めることなどできるはずもなく、文系に進んだわへいはまさかの生物系の研究職を志望し始めます。
こんなワクワクしながらお金をもらえるなんて素敵すぎる!

高校の英語教師→生物系の研究職

真逆すぎる!(笑)
そうと決まれば早速研究職の募集要項を調べにかかります。
当時働いてみたいと思っていた研究機関を見てみるとどうやら修士課程の修了が必須条件のようです。

ということで、大学にも入学していないわへいはこの時点で大学院への進学を決意します(笑)もう順序がめちゃくちゃ(笑)

・徐々に定まる進路
就職希望の研究機関が決まり、大学院への進学が必要だとわかったら次に決めるのは大学です。文系を選択している私が生物系の進路を希望するということは「理転」が必須。

話が少しズレてしまいますが大事なことを書きます。
私は生物系の中でも魚類(特にサメ)に興味が強くありました。
わへいがサメにこだわる理由は当時2つありました。

①生態がすごい
サメは古代より姿形がほとんど変わっていないのにも関わらず淡水〜海水、浅瀬〜深海まで様々な環境に適応していることが知られています。こんなカッコいい生き物を研究できたら研究者冥利に尽きると考えたからです。

②ロマンがある
一方で、サメの生態は未知な部分が多く、あまり研究されていません。(当時はなぜ研究が進んでいないのかわかりませんでした。)
サメの不思議な生態を自分の手で明らかにできることにロマンを感じたからです。

魚類を学ぶとなると当然水産系の大学に絞られるわけですが、候補となる大学は国公立の名が知れたものばかり。(一番有名な所だとさかなクンが先生をやっている東京海洋大学ですね)

・指定校推薦という秘密兵器
話を元に戻します。
国公立の受験で、しかも理転となると塾か予備校に通わないと普通に無理だと考えました。
しかし、我が家に経済的余裕はあまりなかったためわへいは色んな人に助けてもらいながら代替案を考えます。するとある案が、、
それは「指定校推薦」。これなら塾や予備校に通わずとも内申点があればパスできます。
奇跡としか言えないのですがうちの高校には水産系を専攻できる私立大学の枠が1つだけありました。
わへいのゴールは国公立大学に合格することではなく、サメの研究をすることなのですぐさま方向修正をします。

当時、両親や担任の先生はもちろん生物の先生が勉強を教えつつも進路相談にも乗ってくださったので真っ当な判断ができたのだと思います。一生の恩人です。

・ギリギリの戦い
指定校推薦でとにかく大事なのが内申点です。
しかし、相変わらずバスケに命をかけていたわへいテストの点数は中の下ぐらい、、(笑)
担任の先生にこのままだと基準の内申点までギリギリいかないよとお尻に火をつけられていたのを覚えています。
死ぬ気で勉強して、なんとか尻上がりでテストの点数を上げたものの自分で内申点を推測して出してみた所ギリギリ足らなかったことが発覚。絶望しながら親に報告しました。

そんな中、担任と進路に関する3者面談をします。
ほぼ指定校推薦が無理だと思っていたわへいは一般受験に向けて、気持ちを切り替えようとしていました。
しかし、ここでも奇跡が起こります。
ぽんこつわへいは内申点の算出方法を少し間違えており、内申点の小数点第二位は切り捨てだと思っていましたが、実際は四捨五入で繰り上げ。内申点の基準ジャストで最終着地します。
(多分人生で一番ハラハラしたのはこの時ですw)

結果的に校内の試験をパスし、無事合格を勝ち取ります。
合格後も勉強を継続し、応用生物学や分子遺伝学などを徹底的に頭にぶち込んでいたのを覚えています。


○バスケ部で精神力を鍛えるわへい


部活はもちろんバスケ部に入部。
入学したての頃は先輩方がとても1〜2年年上とは思えないぐらい大人に見えていたのを覚えています。
部活の練習内容は中学の頃と比べものにならない程ハードでしたが、ストイックな人が多かったのでかなり高いモチベーションで練習に取り組んでいたと思っています。
仲間達にも恵まれ、時にケンカをしたりもしましたがチーム一丸となってみんなで頑張っていました。

このバスケ部では技術ももちろん向上しましたが、それ以上に精神力が鍛えられました。具体的にはキツくて諦めそうな時に歯を食いしばって頑張る力を身につけました。
そのぐらいギリギリに追い込む練習をやっていましたし、逆境を乗り越える楽しさを知ることができました。この時に培ったメンタリティは今でも辛い時踏ん張る力の源になっています。


○高校生のわへいのまとめ


将来を真剣に考え始めた高校生のわへいについてまとめます。

・能動的に勉強したほうが良い
→今まで受動的な学びがほとんどでしたが、能動的な勉強は吸収率が圧倒的に高いです。自分で疑問に思ったことを自分で解決していくのですぐ栄養になります。ゲームの攻略法なんかは暗記しようとしなくても意外と覚えてますよね。そんなイメージです。

・好きなことや得意なことを伸ばした方が良い
→苦手なことを克服することはもちろん大事ですが、好きなことや得意なことを伸ばすと個性がより引き立ちます。私見ですが今の時代(全人類発信時代)においてはゼネラリストよりもスペシャリストが求められる時代な気がしているので何かに特化した方が良いのかもしれません。

・精神的にタフになっておいた方が良い
→生きていると何かと壁にぶつかったり、逆境に遭遇することがあります。私がそういう時に逃げずに立ち向かえるというようになったのは部活でメンタルをボコボコに鍛えられたおかげです。とは言え、今でもしんどい時は逃げ出したくはなります(笑)


今回書きたいことが多すぎて、かなりのボリュームになってしまいました。それだけ充実していた高校生ライフだったということです(笑)
(ちなみにまだ書きたいことがありますw)

自分で書いてて気づきましたが、この頃に中学の頃よりも社会に出る上で大事なことを少しは学べていたんだと思います。

ということで、明日は大学生編です!学びたいことをたくさん学べる環境に身を置いたわへいが学んだものとは!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

🦈わへを🦈

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