風邪を引いたので…
都内アドベンチャーサークル「WAGNAS」オンダです！
風邪を引いて数日家に閉じこもっていました(笑)
僕は意外と暇を好まない人間で、家にいる時は寝るとき以外はほとんと外にいたいタイプ(≠アウトドア)の為、いざこういうとき家で何をすればいいか悩んでしまいます。
もちろん体調不良なのだから寝ていろと言う話なのですが、当然人間24時間ずっと寝ていられるわけでもなく、体調不良とは言え24時間ずっとしんどいという訳でもなく…
という訳で？以前より副長アキラにも言われていた、るろうに剣心のリメイクアニメをひたすら見ていました！(笑)
同じく勧められた「青のミブロ」という最近の新選組アニメも気になったのですが、思考力もわずか弱まっていたので、完全知らない作品より大まか知ってる作品の方がいいと思った次第です！
で、るろうに剣心ですが、巷では賛否両論あったようですが、僕はとても楽しく見れました！
本筋は変わらず、90年代漫画にありがちな、ちょっと寒いギャグや過剰な暴力ギャグの描写などが、令和版にブラッシュアップされているようにも感じ、とは言え違和感もなくすごい！
そういえば思い出したのですが、るろうに剣心のアニメが始まったばかりの頃、池袋の大きなモニターでプロモーションをやっていて、
どう見ても20代前半のカップルが「面白そうだけど声が昔と違って変だよね～」なんて話しており、
「え！放映時、君ら生まれてなくない！？」などと密かに思ったものですが、まぁ彼らのお父さんお母さんがファンだったという事なのでしょう！
しかし自分には声の違和感も何も感じず、というよりリアルタイムでアニメを見ていたのなんて、もう30年近くも前の話ですから、正直覚えていませんし…
後はあれだな、各キャラの心理描写みたいのが、原作と比べてすっごく細かくなった様に感じました！
とはいえ最後に原作を読んだのも20年近く前だから気のせいかもしれませんが…！
心理描写や人間関係の細かさ…
これは実は賛否両論でもあると思うのですが、昔の漫画は色々と想像の余韻を残していたようにも感じます。
それは、狙って作られたものもあれば、時代が必要としておらず作者は考えもしなかった部分もあると思う。
変な話、作者は本来何も考えずに適当に作った展開を、読者が勝手に妄想で補完の上ミーム化して、「この展開は神！」と祭り上げているような作品も、正直あると思っています。
逆に最近の作品は心理描写しまくりでこれでもかとばかりにその様なシーンが入ったり、本筋とは別のスピンオフやファンブックでまで追加補完しまくるものだから、かなりのキャラのマニアックな心理描写まで掘り下げられているといった印象です。
逆に言えば昔の作品は想像の余地があったように感じ、今の作品はそれが少ないように感じる。
公式側が裏設定など情報を全て出してくれるのは有難い反面、絶対的正義の解釈を押し付けられているように感じ、一つの作品を通して個人がバラバラの思慮を巡らせるという、一番の楽しみが失われつつある気もします。
自分は見ないが例えば掲示板やYouTubeなどのネットにおいても、昔は匿名意見の出し合い語り合いメインだったのだろうが、今では有名考察配信者みたいのが一人で語っているというか、
こういうところにも、「間違った解釈や意見は許されない」「当たるか外れか、黒か白の価値観しか認めない」感を感じて、自分は少し辟易したりもしていますが。
とはいえ本作に関しては、原作平行アニメ化の作品でなく結末なんて何十年も前に出ている往年の名作な為、今更過剰にネタバレを隠す必要がないという部分も、先々の展開を見据えた心理描写を入れるという、一種のファンサービスでもあるように感じました。
あー、後最後に…
OPなどの歌が…やっぱり微妙だなぁ…なんだか雑というかタイアップ味を強く感じてしまう…
でもよくよく考えたら旧アニメの方がより強いタイアップ味を感じますから、そういう意味では結局「慣れ」の問題なんでしょうね～。
何だかいろいろ脱線しましたが、るろうに剣心を一気見して、色々変な事を考えた貴重な時間になりました！
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