ビーロボカブタック!
都内アドベンチャーサークル「WAGNAS」オンダです!
突然ですがビーロボカブタックって知ってますか?
1997年にやっていた特撮番組…ではあるんだけど、イメージ的にはロボコンというかドタバタコメディ的な実写特撮ドラマです!
多分対象年齢は5〜8歳程度となり、リアルタイム世代的には30代前半ぐらいの人は結構見てたんじゃないかなぁと。
自分は当時11歳。
そういう意味ではリアルタイム世代から数年ズレ、一般的な感性でいうと「ハマっていると幼稚でイタイ世代」とも言えるかもしれません。
また、今でも覚えていますが、その頃の年齢になるとやれ音楽だやれドラマなどに興味を示し、心身の成長も伴い対社会や対異性を強く認識しはじめる頃合い。
また、逆に子供っぽい(と子供がイメージする)モノを、無駄に見下ろし見下すような、そういった意味でも背伸びの年代ですよね。
「お前まだ特撮や教育番組なんか見てるの?ダッセー!今は月9の何とかかんとかが面白くて、Mステチェックしてキンキの新曲がどうのこうの…」みたいな、そういうノリですね(笑)
しかし自分は、その風潮が受け入れられなくて、もっと言えば気持ち悪いと感じてしまい、その頃は既に「戦隊モノ」は卒業していたわけだけれども、周囲のそんな風潮に反旗を翻すべく、見始めたのがこのカブタックだったわけです(笑)
逆に言えばカブタックを見始めてから、30分前にセットで放映されていた戦隊モノも再度視聴を始めました!
本当に小さい頃は、ジェットマン、ジュウレンジャー、ダイレンジャーを見ていた記憶はあるけど、その後の数年間のブランクを経て、メガレンジャーから戻ってきた感じですね。
話は戻りますが、当時の僕は周囲の思春期的変化が何だか苦手であり、一周周って超子供っぽい事をして孤高の存在であり続けたいという謎の心理状態になっていたわけです(笑)
しかしこのカブタック、見始めてみるとなかなか面白い!
そして何より驚いたのは、小学校で友達に「カブタックって子供向け特撮があるんだけどなかなか面白いぜ!」って言うと、想像よりかなりの者がカブタックを知っていて、結構な率で視聴していたのです(笑)
その事実を知り、子供だてらに「ほほう、こいつらは子供っぽいと思われたくなくて普段は言わないだけで、なんか最近変に大人ぶっちゃってるように見えたけど、ほんとは子供なんだなぁ」と思いました(笑)
結局は「他の誰かもそうしてる」という大義名分のようなものが、公言するか否かの境目みたいに感じたことを強く覚えています。
ま、それは大人も同じか。
で、そんな事を皮切りに、僕の学年では一大カブタックブームが起きましてね。
親しい友人はおろか、そんなに親しくないような人らも、なぜかカブタックを見てはその話をしている光景はシュールでした。
作中ロボのキャプテントンボーグの真似が僕の周りでっ流行っていました。
いいか悪いかは別として、思春期に突入し大人ぶろうと頑張ってる子供らの、化けの皮をはがしてやったぜ!みたいな、謎の満足感もありました(笑)
そんな思い出のカブタック。
まぁ天下の東映作品だし、有名は有名ではあるわけですが、かといって放映は1年のみだし特定の年齢層にのみニッチな知名度というか、世間一般的にはややマイナーな特撮であるという認識がありました。
しかし!
先日、趣味の爬虫類の情報収集にツイッターを見ていたら、あるソシャゲでカブタックコラボとの記述が!!
まぁヘッダ画像な訳ですが…(笑)
え?なにこれ!?
令和の時代になぜカブタック…?
色々な疑問符が頭に上がりましたが、同時になかなか濃いカブタックの記憶がふわーっと立ち上がってアウトプットしたいと思い立ったわけです(笑)
だからといってカブタックの熱烈ファンという訳ではありませんし、そもそもソシャゲは基本やりませんから食指が動くことはなかったものの、こういう攻めたコラボはなんかいいなと思わされました!
いったい今の時代にカブタックを求めている層がどれだけいるんだろうか…?
だって、1997年にたった一年間だけやっていた子供向け特撮番組だぞ…?
ウルトラやライダー、戦隊など往年のシリーズならまだしも、今からサラな状態で実質単一作品のカブタックを見始めるという人は、いるんだろうか…?
斜め上の発想にトガリまくりな発案者に、応援のエールを送りたい気持ちでいっぱいです!
熱烈でこそありませんが、一カブタックファンとして、今の世の中でどれだけカブタックが存在感を示し影響を与えられるか、その経過をひっそりと見守りたいと思いました(笑)
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