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東京駅は2人の首相の遭難の地

都内アドベンチャーサークル「WAGNAS」のアキラです。

様々な電車が乗り入れる東京駅、新幹線も出ているまさに東京の玄関口ですね。

自分も毎日利用する東京駅なのですが、実は2人の首相の遭難の地でもあるのです。

まずは東京駅構内の新幹線乗り場のすぐ近くにその悲劇を記載してあるプレートがあるのをご存知でしたか?

左の柱のプレートを見てみると…

東京駅を利用した人ならここを歩いた人も多いこの場所で日本の第27代内閣総理大臣を務めた浜口雄幸が銃撃されたのです。

昭和5年の11月14日にプラットホームを歩いていた浜口首相が銃撃されすぐに手術を行い一命を取り留めたのですが、翌年の8月26日に亡くなったのでした。

そしてその浜口首相が撃たれた場所にはこのような印のタイルがあります。


今だと完全に駅構内なのですが当時はここにプラットホームがあったのですね。


現在だと多くの人がここを通り過ぎているのですが、ここを歩く人はまさかここで当時の首相が撃たれたとは思わないでしょう。


そして2つ目の首相の遭難現場は改札の外を出てすぐの所にあります。

その場所は丸の内南口を出た所で…

この美しくて特徴的な天井がある所と言えば伝わりますでしょうか?

この改札出て切符の券売機の近くに浜口首相のプレートのようにここにもあるのです。

ここでは第19代内閣総理大臣の原敬が刺されてそのまま亡くなった場所なのです。

浜口首相が撃たれた時よりもさらに前の時代の大正10年11月4日にこの場所で胸を刺されてほぼ即死の状態だったそうです。

そして原首相が刺された場所もこのように印が床にあるのです。

この印も気をつけてみないとなかなか気づかないと思います。

そしてここには東京駅の歴史が分かる写真付きのプレートも設置されています。


2人の首相が襲われたのは大変痛ましいですが、その当時の大正、昭和の初めの頃の東京駅が現在とどれだけ違っているのかというのはとても興味深いです。

東京駅を常日頃から利用してる方やこれから旅行や出張などで東京駅を訪れる予定の方はこの2人の首相の遭難の地を見てみるのをおすすめします。

きっと様々なことを考えられると思います。


そして浜口首相の命日から93年後の2024年8月26日にWAGNASの8月の企画を行います!

詳細はこちら!


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