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りぃ介飼育日記㉝

都内アドベンチャーサークル「WAGNAS」オンダです!

りぃ介は…順調に成長中です。
というかそれしか言うことがない!(笑)

そんなことより事件が起こりました!

ヘビにダニが発生しました!!!

これはまぁヘビを飼っているとどうしても避けられない事件でもありますし、正直誰でも常に起こるリスクを持っています。

昨今でこそ繁殖個体の流通により減りましたが、野生採集個体が多かった時代がダニびっしりなのもいましたし、繁殖個体だからと言ってダニがつかないと言う訳でもありませんからね。

そもそもダニは自然下で当然のように色々な生き物と共生しているのが自然な形となり、人間の顔に生息するダニがいるなんて言うのも有名な話ですよね。

でもそれは「自然下のナチュラルな環境」での話です。

やはり多くの生き物にとって、ダニ…特に吸血性のダニはかなりのストレスになります。

かゆかったりはもちろん、あまりにも侵されすぎると命の危機も…

だから自然下では、水に頻繁に潜ってダニを窒息させたり、日光浴して紫外線でダニの死滅を図ったりなど、各種生き物はいろいろな工夫をしています。

しかしながら飼育下では限られた環境であるため、そのような行為が難しく、他のケージや生体にダニが移ってしまう可能性もあります。

また、もう一つ…というか最も大きな問題でもあるのが、病気の媒介ですね。

蚊でも同じことが言えますが、ヘビ同種での病気の媒介はもちろん、もっとも最悪なケースでは人畜共通感染症などの可能性もゼロではありませんから由々しき問題です。

蚊やダニにとって宿主が死んでしまったら自分はおろか種の存続の危機だろうから、彼ら的には病気の媒介をするつもりはないのかもしれませんが、こっちからしたらそれは知ったこっちゃありませんし…。

と言う訳でお部屋全体的にダニの駆除を図っています!

何故か色々な薬に詳しい副長アキラに売っている店を調べてもらい、この道では昔から神器扱いされる「バポナ」という殺虫剤を利用します!

ただ!
ネックであるのが、このバポナは非常に水に溶けやすい…

それが何を意味するかというと、我らがりぃ介の危機な訳であります!

水に依存する両生類であるりぃ介にとっては劇薬の可能性もあるので、違うお部屋の隅っこに緊急避難させています。

またバポナは「節足動物特攻の処刑用薬剤」ですから、クモガタ類やエサ昆虫なんかも例外なく死んでしまいかねませんので、こちらも別部屋に避難の必要がありますね!

バポナに限らず殺虫剤、それこそ蚊取り線香なんかでも厳密にいうと人体にも有害と聞きます。

でも人間って全動物種の中で見ると、なんだかんだデカイ生き物だから効かない、という部分もあるようです。

例えば体重数㎎のダニや蚊には致死量な毒物でも、その何千倍もの体重がある人間って生き物には屁でもないっていうのはシンプルな理屈ながら確かになぁと思わされたりもしますね!

まぁとにかく少しでも早くダニを撲滅したいですね~


では今日のりぃ介を!!

体重推移
1/19 2.8g→1/26 3.8g→2/2 3.5g→2/9 3.9g→2/16 4.1g→2/23 4.5g
3/1 4.6g→3/8 5.9g→3/15 5.7g→3/22 6.4g→3/29 7.4g→4/5 7.4g
4/12 8.0g→4/19 8.2g→4/26 8.8g→5/3 9.3g→5/10 9.3g→5/17 9.7g
5/24 9.9g→6/21 9.7g→6/27 10.2g→7/4 10.7g→7/12 10.7g
7/19 13.5g→7/26 13.8g→8/2 15.4g→8/9 16.3g→8/16 15.8g
8/23 20.5g→8/30 ?g

次回もお楽しみに!


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